仮面ライダーゼロワン第17話「ワタシこそが社長で仮面ライダー」あらすじ ストーリー

プロローグ

“信念”のあいさつ

新年のあいさつをする『飛電インテリジェンス』社長 飛電 或人(ひでん あると)とその秘書型ヒューマギアのイズ
副社長の福添が新年を祝っている場合か、『ZAIA』がわが社を買収しようとしてるんだぞ!と或人に注意する。
飛電インテリジェンス』がヒューマギアの暴走について記者会見をしている席で、世界的大企業 『ZAIAエンタープライズジャパン(ザイア)』 社長 天津 垓(あまつ がい)が『飛電』を買収することを宣言した。
或人は「『ZAIA』にうちの会社は渡さないよ。それが新年の俺の信念だぁ~っ!はい、アルトじゃ~ないと!」と“渾身のギャグ”を披露した。
イズは「よっ!初笑い~!」と扇子を使って紙吹雪を或人の周りに舞わせるが、福添は「笑えないよ」と言って、或人に『ZAIA』からの買収への対応をどうするのか尋ねた。
困っている或人イズが「噂をすれば」と言い、或人あて天津から通信が入った。

提案

ZAIAスペックをかけると世界が変わる。人工知能と同等の思考能力を人間に与える次世代インターフェイス。それがZAIAスペック。あなたの頭脳は1000%

カフェで自社のCMを見終わり、「おかげさまでZAIAスペックは計画比724%の売れ行きです」と天津が語る。
天津の対面に座った或人「1000%じゃ・・・ないんですね」と返す。
流れる沈黙・・・。
そしてイズが「話とはなんでしょうか?」と切り出した。
天津は「わが社としては1000%の売れ行きを達成したい。そこで・・・」と『飛電』のヒューマギアとZAIAスペック、どちらが優れているのかを競わないか、と提案してきた。
ヒューマギアが勝てば、『飛電』への買収を取り下げて、『ZAIA』の所有する『飛電』の株式を全て或人に譲る。
ZAIAスペックが勝てば引き続き天津は『飛電』の買収を進めるだけ。
或人にとって悪い話ではない。
この提案に或人は「受けて立ちます!」と答えて椅子から立った。

お仕事5番勝負

第1試合の準備

お仕事5番勝負?とあきれる副社長の福添と福添の側近、取締役の山下。
第1回戦は生け花対決だそうです、と秘書型ヒューマギア シェスタが答える。
福添は何の冗談だ、とシェスタに尋ねる。
山下が笑い、それにつられて福添も笑い、シェスタも「ははははは」と笑った。

飛電の出場者

温室内で花の手入れをしているヒューマギアのところにやってきた或人イズ
そこにいたのはお花屋さんヒューマギア 一輪サクヨ。
多くのお花屋さんで運用されているモデルで花の育成から販売まで行う。
気象情報から気温や湿度を分析して花を科学的に育てたり、顧客の好みや花言葉を解析して接客に応じることができる。
サクヨは或人に「見て下さい、この子もうすぐ咲きそうなんです」と言って花に「がんばれぇ」と微笑みかけた。
これを見た或人は「やさしいヒューマギアだなぁ」と言ってサクヨに『ZAIA』との生け花対決に出るようお願いした。

ザイアの出場者

メガネ型のZAIAスペックをかけ、花を活けている華道の立花流家元。
天津は「伝統ある立花流の家元にこんなことをお願いするのはぶしつけだと重々承知しているのですが」と前置きをして、ヒューマギアとの生け花対決への出場をお願いした。
ZAIAスペックのおかげで本当に世界が変わって見える、と感じている家元はこの勝負を快く承諾した。
部屋に飾られている数々のトロフィーや賞状を見ながら、天津が「家元の頭脳、1000%ですか?」と尋ねる。
家元は鼻で笑い「おかげさまで、華道において私の右に出る者はいません。ロボットなど私の相手ではありませんよ」と答えた。

暴走

イズの暴走?

一輪サクヨが「コランコエは鮮やかな花色が魅力の多肉植物で、或人社長に送りたい言葉は『幸福を告げる』です」と答えたが、サクヨに花の知識はあっても生け花の知識はない。
「ワタシで大丈夫でしょうか?」と尋ねるサクヨだったが、これにはイズが「問題ありません。衛星ゼアに・・・行けばな」と答えた。
或人イズが“生け花”と“行けばな”をかけたことに驚くと、イズは「アルトじゃないと!」と続けた。
或人は「イズがどんどん俺色に染まっていく~」と苦悶の表情を浮かべたが、サクヨにはイズが何を言っているのか理解できない。
すると、遠くから悲鳴が聞こえてきた。

ヒューマギアの暴走

怪人(クエネオマギア)が人間を襲っている。
襲われそうになっている女性を或人が助け、仮面ライダーゼロワン シャイニングホッパー形態に変身して怪人と戦うが、或人は怪人が今までとは何か様子が違うと感じた。
オーソライズバスターを斧状に変化させて怪人と戦うゼロワンは敵の攻撃をかわしつつ、必殺技【ゼロワンバスターボンバー】で怪人を撃破。

天津の企み

「全てはシナリオ通り」とザイアの社長室で一人つぶやく天津 は、かつて撮った飛電 是之助と握手をしている古い写真を懐から取りだして、「もうすぐです」と言った。

ラーニング完了

飛電インテリジェンス』に戻り、大破したヒューマギアを分析した結果、暴走した原因がわからないことをイズ或人に報告した。
「そっか」と一応は納得した或人は社長室の隣にあるラボで、椅子に座ったまま目を閉じ、生け花についてラーニングしている一輪サクヨを見て、「シュールだなぁ」と感想を述べた。
すると、サクヨが「生け花のラーニングを完了しました」と言って目を開けた。
あまりの速さに驚く或人だったが、イズは「それが人工知能ですから」と答える。
生け花の奥深さを学んだ一輪サクヨは美しさとは何なのか、もっと知りたいと思った。

第1回戦 生け花対決

開始

飛電インテリジェンス』代表 一輪サクヨ。
ZAIA』代表 立花流家元。
立花流家元は耳にZAIAスペックを装着してサクヨと対峙する。
3人の審判を挟むようにして飛電側には或人が、ザイア側には天津が座る。
そこへ刃 唯阿(やいば ゆあ)が現れて「ただ今より、お仕事勝負 第1回戦生け花対決を行います」と宣言し、テーマを発表して勝負開始を告げた。
テーマは〈初日の出〉
或人に近づき、「聞いたよ。『エイムズ』を辞めたんだって?」と話しかけたが、は「辞めるも何も、ただ出向していただけだ」と答えた。
これに対して或人が「大変だなぁ、会社の都合でいろんな仕事させられて」と同情すると、は「人の心配より自分の心配をしたらどうだ?」と返した。
それぞれ作品を完成させる両者。

真実への手がかり

対人工知能特務機関A.I.M.S(エイムズ)』の施設内で、椅子に縛られて座っている男に銃をつきつける不破 諫(ふわ いさむ)
不破は「まさかお前が再起動するとはな。何故だ?」と尋ねた。
男の正体はかつて『滅亡迅雷.net(めつぼうじんらいねっと)』を指揮していたヒューマギア 滅(ほろび)
が「すべてはアークの意思だ」と答えると、不破はアークとは何か、他に仲間がいるのかを尋ねるがは答えない。
不破に答えないと破壊する、と脅しをかけるが、は好きにしろ、と答え、「俺を破壊しても我々の思想は受け継がれる。人間が存在する限り」と言った。
「どういう意味だ?」と尋ねる不破は「人間が我々にラーニングさせたのだ」と答えた。
不破は〈人類ほど愚かで悪意に満ちた種はいない〉とヒューマギアにラーニングさせた者がいること、そして12年前にその起源があることを知った。

審査

両者の作品を見て、歓声をあげる審査員たち。

華道家 立花流家元 立花蓮太郎の作品

  • さすがは立花流
  • なんて荘厳で大胆で
  • 見事ですねぇ~
    という審査員3名の声。
    立花の作品を見て「すっげぇ」と感心する或人天津が「ZAIAスペックが人間を進化させたのさ」と言った。

ヒューマギア 一輪サクヨの作品

  • う~ん・・・
  • うわぁ・・・
  • サクヨも負けてないよな
    という審査員の声。

これを見たイズが「審査員の反応は芳しくありません」と或人に報告。
ロボットにしては大したもんだが。
この1本が全体の調和を乱しているわね。
と話す審査員の言葉を受けて、立花が「おっしゃる通り、この1本がすべてを台無しにしていますね」と言って花を抜き取った。
この立花の行為にいら立ちがにじみ出る一輪サクヨ。

結果発表

勝者は立花流家元 立花蓮太郎。
天津は立花に近寄り、「さすがはZAIAスペック。1000%人間の勝利だ」と宣言した。
まずは『ZAIA』の一勝。
もはやヒューマギアは人間の進化にはかなわない、と語る天津
これに一輪サクヨが「待ってください」と声を出した。
生け花は人の心を映す、とラーニングしたサクヨ。
「だとしたら立花家元の作品は醜くておぞましい」と非難する。
「負けた腹いせに私を侮辱する気ですか?」と言う立花にサクヨは「あなたには華道の家元を名乗る資格はないと思います」と答えた。
これを聞いた立花は「人工知能ごときに華道の神髄がわかってたまるか」と言い、サクヨが「そもそもあなたは・・・」と言いかけたところで立花がサクヨを突き飛ばした。
或人が「ちょっと乱暴はよしてください」と間に割って入るが、サクヨの目が赤く光り、立ち上がった。
サクヨは「悪意に満ちた人間は絶滅すべき。人類を滅亡せよ」とつぶやき、マギア化してしまった。
オニコマギアとなってしまったサクヨが逃げる立花の後を追う。
或人は暴走サクヨ(オニコマギア)の後を追った。
も後を追おうとすると、天津が手を挙げてを制して自ら或人の後を追った。

仮面ライダーサウザー降臨

変身

或人立花を襲おうとする暴走サクヨを体当たりで止める。
イズ或人に「今までの暴走とは何かが違うようです」とアドバイスをした。
或人はとにかく止めないと、と言って空を飛ぶ暴走サクヨに対して、同じく空を飛べるフライングファルコンプログライズキーを使って仮面ライダーゼロワン フライングファルコン形態に変身。
暴走サクヨに後ろから抱きついたゼロワンは「お願いだサクヨ、目を覚ましてくれ」と話しかけるが暴走したサクヨは「人類を滅亡せよ」と答えるだけ。
その隙にイズは地面に座り込んだ立花を避難させる。
必死に暴走サクヨを止めようとするゼロワンの背後から天津がゆっくりと歩いてやって来た。
そして「この時を待っていた・・・・ゼロワン」とつぶやくと、ようやく私の正しさを証明できると言い、サウザンドライバーを腰に巻いた。
サウザンドライバーは『ZAIA』の芸術作品。
ゼツメライズキーもプログライズキーも両方使える
アメージングコーカサスのキーを使い、「その強さはゼロワンの1000% 変身」と言って
天津仮面ライダーに変身した。

桁外れの強さ

天津は「仮面ライダーサウザー、私の強さは桁外れだ」と自己紹介した。
ゼロワンに攻撃するサウザー
ゼロワンサウザーに「ちょっと何するんですか?やめてください」と頼む。
そこに暴走サクヨがゼロワンに攻撃してきたのを見たサウザーは「邪魔ですねぇ」とつぶやき、剣状の武器 サウザンドジャッカーで暴走サクヨを攻撃。
続いてゼロワンにサウザンドジャッカーを向け、ゼロワンドライバーに突き刺してサウザンドジャッカーの柄の部分を引き、フライングファルコンのデータモデルを抽出して、「ファルコンのテクノロジー、いただきました」と言うと、必殺技【ジャッキングブレイク】で抽出したフライングファルコンのフォームを繰り出して空飛ぶ暴走サクヨを撃破した。
そして「これで心置きなく戦えます」と言って、再びゼロワンに襲いかかってきた。
一方的に攻撃されるゼロワンはシャイニングホッパー形態に変身して反撃。
最初の一撃こそヒットしたものの、その後攻撃がヒットすることはない。
当たっても仮面ライダーサウザーにダメージがない。
サウザーは必殺技【サウザンドディストラクション】(連続のライダーキック)でゼロワン シャイニングホッパー形態を攻撃。
ゼロワンは火花を出しながら倒れこみ爆発し、或人は変身が解けてしまった。
そして天津変身を解き「ついに飛電是之介が残したゼロワンを超えた」とつぶやいた。
これを聞いた或人は「じいちゃんを知ってるのか?」と尋ねると、天津は「ええ。彼は私の憧れだった」と答えた。
人工知能テクノロジーに目を付けた是之介には先見の明があったが、ヒューマギア開発に依存したばかりに『飛電インテリジェンス』は落ちぶれた。
挙句の果てに後継者に選んだのは無能な孫。
それが天津には見るに堪えなかった。
しかし、是之介が残したゼロワンを倒した今、天津は自分が正しかったことが証明された、として満足している。
1000%勝ち目はないが、悔しかったらいつでもかかってきなさい、と言い残して天津は去っていった。

エピローグ

プログライズキーが盗まれた、という報告を受けた
謎の人物がプログライズキーを片手に歩いて去っていった。

次回へ続く

最後まで読んでいただきありがとうございました

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