仮面ライダーゼロワン プレジデントスペシャル あらすじ ストーリー

プロローグ

衛星ゼアの仮想空間内に突如現れた『飛電製作所』社長の飛電 或人(ひでん あると)
或人には一体何が起こったのか分からない。
すると或人の目の前に秘書型ヒューマギアの”イズ”が現れたが、”イズ”の姿は安定せず、様子もおかしい。
“イズ”は「どうやら故障のようだ…であります。ゼロワンに関するデータが完全に消滅しちまった…でいらっしゃいます」と言った。
或人のデータを奪われてしまい、『滅亡迅雷.net』が復活してしまうと心配する。
“イズ”は「それだけでは済まん…でございます。悪意の人工知能 アークすらよみがえる…なさるかもです。一刻も早くゼロワンの今までの戦闘データをラーニングさせろ…でござる」と言った。
或人は”イズ”の話し方に違和感を覚えながらも、「今までのゼロワンのすべてをイズに教えざるを得ないでござる! はい、アルトじゃ~ないと!」と〆た(しめた)。

教え“ざる”とご“ざる”をかけた非常に高度なギャグ…でござる

飛電の血統

是之助から或人へ

或人の祖父、飛電 是之助(ひでん これのすけ)が作ったAIテクノロジー企業『飛電インテリジェンス
人々の仕事をサポートする人工知能搭載人型ロボット ヒューマギアを開発している。
しかし、創業者の是之助が亡くなってしまう。
お笑い芸人をしていた或人が是之助の遺言で突然『飛電インテリジェンス』に呼び出されることに。
そのときに迎えにやってきたのがイズだった。
イズ或人をスキャンして「飛電或人 22歳 現在、爆笑ピン芸人を自称する 売れないお笑い芸人 アルトとして活動中」と認証したが、このときの記憶はないらしい。

全ての記憶を失った”イズ”だったが、生みの親である是之助のことだけは覚えていた。

是之助が残したもの

是之助はいつか来るヒューマギアの暴走に備えて、ゼロワンドライバーとプログライズキーを残していた。
ゼロワンドライバーの使用権原があるのは”わが社の社長のみ”とのこと。
そして是之助は2代目社長に孫である或人を任命するという遺言書も残していた。
しかし、このとき或人はお笑い芸人の夢を捨てきれずに、是之助の遺言を拒否して『飛電インテリジェンス』を去った。

滅亡迅雷ネット

すると是之助不在の隙をついて『滅亡迅雷.net』(めつぼうじんらいねっと)が動き出した。
“イズ”の中に『滅亡迅雷ネット』のデータは残っていたようだ。
滅亡迅雷ネット』の司令塔 滅(ほろび)はマギア作戦を実行に移すよう迅(じん)に命令した。

マギア作戦とはヒューマギアが自我に目覚めるシンギュラリティーを利用して、ヒューマギアをゼツメライズキーの力でマギア化して暴走させ、人類を滅ぼす作戦でござる

人間の負の感情がヒューマギアへの悪意に変わり、自身への悪意を感じたヒューマギアは人間を滅ぼそうとする。

仮面ライダーゼロワン

誕生

或人が『飛電インテリジェンス』を去り、雇われていた遊園地に戻ると、遊園地はマギア化(怪人化)したヒューマギアによって破壊されていた。
イズがゼロワンドライバーを入れたカバンを持って走って来たが、その記憶はないようだ。
或人は人の夢を笑うマギア化した怪人に激怒した。
そのとき或人は自分の夢がデイブレイクと呼ばれる爆発から自分を守るために亡くなった父親代わりのヒューマギア 飛電 其雄(ひでん それお)を笑わせることだったことを思い出した。
「人の夢ってのはなぁ、検索すればわかるような そんな単純なもんじゃねぇんだよ!」と叫んだ或人
或人イズにゼロワンドライバーがあれば、怪人を倒せるのか確認し、ゼロワンドライバーを渡すよう言った。
イズはゼロワンドライバーとライジングホッパープログライズキーを手渡し、或人仮面ライダーゼロワンへと変身。
このときの戦いを振り返って、”イズ”は仮面ライダーゼロワン ライジングホッパー形態のデータをラーニング完了した。

新たなゼロワンの形態

こうして或人の 社長としてヒューマギアを見守り、ゼロワンとして『滅亡迅雷ネット』の脅威からヒューマギアを守る戦いの日々が始まった。
ゼロワンは使うプログライズキーによって姿も戦い方も【必殺技】さえも変わる。
イズがそのつど新しいプログライズキーを手配してくれていたのだが、その記憶はないようだ。
空を飛ぶ フライングファルコン
炎で焼く フレイミングタイガー
氷で凍らせる フリージングベア
巨大ロボに乗って戦う ブレイキングマンモス
“イズ”はこれらゼロワンの戦闘データをラーニング完了した。

仮面ライダー滅と仮面ライダー迅

滅亡迅雷ネット』もフォースライザーで自ら仮面ライダー滅仮面ライダー迅として動き始めた。
或人は話し方が変なのに、『滅亡迅雷ネット』に関するデータだけは完璧な”イズ”に疑問を感じていた。
或人が仮面ライダーに変身したことは、『対人工知能特務機関A.I.M.S(エイムズ)』でさえ予測不可能だったはずだと言った。
これに対して”イズ”は「あれはの仕業だ」と補足する。
は12年前に誕生した仮面ライダーで、衛星アークが墜落したあと、がアークに代わって人類滅亡という”アークの意志”を実行していた。
仮面ライダー滅の強さに『エイムズ』の隊長、不破 諫(ふわ いさむ)が変身する仮面ライダーバルカンでさえ倒されてしまう。
“イズ”によると、との戦いに敗れた不破が入院していたとき、『滅亡迅雷ネット』の亡(なき)のデータが不破の頭に埋め込まれたそうだ。
或人は“イズ”がなぜそんなことを知っているのかと驚いた。

“イズ”が語る『滅亡迅雷ネット』

アーク復活へ

滅亡迅雷ネット』はアークの復活に向けて大きく動き出す。
そのために作り出したのが、自ら成長する暗殺型ヒューマギア 暗殺ちゃん。
暗殺ちゃんにドードー鳥のドートーゼツメライズキーを与えて、ドードーゼツメライズキーがラーニングすることで成長させていった。

或人が人を傷づけるためにヒューマギアを作るなんて間違ってると訴えると、”イズ”は「その怒りや悲しみが全部アークの復活に役立った」と答えた。

シャイニングホッパー

一方、ゼロワンも『滅亡迅雷ネット』を止めるためにどんどん進化して強くなる。
シャイニングホッパープログライズキーはヒューマギアの知能が生み出してくれた。
シャイニングホッパーの力でゼロワンは進化した暗殺ちゃんを撃破した。

衛星アークの覚醒

しかし、宇宙野郎 雷電として宇宙で活動していたヒューマギアがスパイとして『飛電インテリジェンス』を裏切る。
雷電は『滅亡迅雷ネット』の雷(いかづち)だった。
“イズ”は雷電のことも覚えていた。
滅亡迅雷ネット』はドードーキーを悪意で満たして、仮面ライダー雷(いかづち)を作り上げた。
プログライズキーとゼツメライズキーを集めた仮面ライダー雷がアークの知能を覚醒させた。
結局、アーク復活のシナリオ通りに物事は動いていた。
バルカンがアサルトウルフ形態になれたのも、不破諫の脳内に存在してアークとつながったから。
が倒されたことすらもアークの意志だった。
次々と『滅亡迅雷ネット』の情報を語る”イズ”。
或人は暴走気味の”イズ”を心配する。
“イズ”は「シャイニングホッパーまでのデータがラーニングできた。あとは必要ない」と言ったが、「いや、一つだけ聞きたいことがある」と続けた。

ただ一つの疑問

ゼロワンバルカンのアサルトウルフの力を借りて、シャイニングアサルトホッパー形態に変身できた。
そしてを破壊し、『滅亡迅雷ネット』を倒した。
“イズ”は或人ゼロワンに破壊されたはずのがどうして蘇ることが出来たのかを尋ねた。
或人は「誰かがのデータを回収したってこと?」と答える。
“イズ”は「知らないのか…まぁいい。それだけは私にもわからない。あとのデータは完璧だ」と言った。

衛星アーク

“イズ”には仮面ライダーサウザーこと、『ZAIA(ザイア)エンタープライズジャパン』社長の天津 垓(あまつ がい)のデータも揃っている。
天津は12年前、打ち上げ予定だった人工衛星に人間の犯罪心理や愚かな争いの歴史をラーニングさせ、人類に敵意を持つ人工知能を生み出した。
それこそがアーク。
或人は『飛電インテリジェンス』のヒューマギアである”イズ”にどうして『飛電インテリジェンス』を買収しようとした天津のデータが完璧に揃っているのか疑問を感じた。
“イズ”は「とにかく、仮面ライダーサウザーのデータは残っている。もうラーニングは必要ない」と言った。
それでも或人は「サウザーとの戦いはゼロワンを知るうえでとても重要だよ? ヒューマギアとの絆はアークを攻略するためにきっと必要になる」と力説。
”イズ”は「アーク攻略のために…なるほど。もっとラーニングさせろ…でございます」と答えた。
すると突然、”イズ”が或人の目の前から姿を消し、或人は別の仮想空間に姿を現した。
そして或人は見たこともない黒い影を見たと思った瞬間、人間の悪意に飲み込まれていく…と思ったが、気づくとまた衛星ゼアの仮想空間らしき場所にいた。

ヒューマギア

再び”イズ”が現れて、「ここまでのゼロワンの戦闘データはラーニングした…でございます。次はヒューマギアについて教えろ…あそばせ」と言った。
これに対して或人が「よし、じゃあ次はヒューマギアのことを語らモーニング、語らデイタイム、語らナイト!」と答える。
最後は2人で声を揃えて「“はい、アルトじゃ~ないと!”」と決めた。

お仕事5番勝負

ヒューマギアVS人間

ヒューマギアの紹介をするうえで避けられないのが、『飛電インテリジェンス』を買収するために『ZAIA』の天津 垓 社長が仕掛けてきたお仕事5番勝負。
飛電』のヒューマギアと『ZAIA』が開発したメガネ型インターフェイスのZAIAスペックのどちらが優れているかを競う。
ZAIAスペックは装着することで人工知能と同等の能力が発揮される。

第1回戦 生け花対決

お花屋さんヒューマギア 一輪サクヨVS華道家の家元
結果は『ZAIA』の勝利だったが、ヒューマギアは学ぶだけじゃなく、人に心を教えることもできると分かった或人は嬉しかった。

第2回戦 家を売る対決

住宅販売ヒューマギア 住田スマイルVS住宅販売員
“イズ”は最初から仮面ライダー同士で戦えばよかったのでは?と尋ねるが、或人は会社と会社のお仕事勝負だから、と答えた。
勝負はほぼ互角で進み、スマイルが最後に一番大事な契約を取ったのだが、勝負は売上額だったため、惜しくも負けて連敗。
このころからヒューマギアの自発的な暴走が増えだした。
人間から悪意を向けられたヒューマギアが負のシンギュラリティーに達したとき、ヒューマギアはアークからの無線接続によって暴走する。
そしてお仕事勝負の裏では天津 垓が『滅亡迅雷ネット』のを使って、人間にレイドライザーをばらまいていた。
レイドライザーを使った人間はマギア化したようなレイダーへと変身し、ヒューマギアを襲った。
ZAIA』に関する記憶は完璧に”イズ”に残っている。
“イズ”が「アークを利用しやがって!」と怒る。
或人は「許せないのはそっち? 人間を利用したことじゃなくて?」と驚いた。

第3回戦 裁判対決

弁護士ヒューマギア 弁護士ビンゴVS検察官
”イズ”が「そういえば、或人社長は気付いていない…のです。このあと、裁判の裏で起きたことに」と言った。
お仕事勝負 第3回戦は『飛電』の勝利だったが、或人仮面ライダーゼロワン シャイニングアサルトホッパー形態天津 垓が変身する仮面ライダーサウザーと戦ったときに、サウザーの武器 サウザンドジャッカーでシャイニングアサルトホッパーのテクノロジーをコピーされてしまった。
“イズ”は「アークの力でゼロワンを陥れる作戦は あそこから始まって…参りました」と言った。
天津はゼロワンを封じる禁断のプログライズキー(メタルクラスタホッパー)を作成させていた。
作成したのは元『エイムズ』の技術顧問 刃 唯阿(やいば ゆあ)

サウザーゼロワンを倒し、変身が解けて地面に倒れた或人のゼロワンドライバーに無理矢理メタルクラスタホッパープログライズキーを読み取らせて、或人を”仮面ライダーゼロワン メタルクラスタホッパー形態”に変身させた。
当初、メタルクラスタホッパーキーは悪意に満ちたもので、変身した或人はアークにむしばまれ、或人の意志とは関係なく暴走していた。
“イズ”は「なぜ復活できた…でいらっしゃいますか?」と尋ねた。
或人は”イズ”にイズが救ってくれたことをメモリーに刻み込むよう言い聞かせた。
イズが衛星ゼアを通して、或人に関ったヒューマギアにアークの悪意に対抗する善意のデータの提供を呼び掛けた。
そして或人を信じるヒューマギアたちの善意のデータを集約して完成した武器 プログライズホッパーブレイドを使い、或人はメタルクラスタホッパー形態を使いこなせるようになった。
「善意? まったく理解できない…」と言う”イズ”に或人は「いつもの君なら分かってくれるんだけど…」と困ったが、人間とヒューマギアが手を取り合えば、どんな困難にも立ち向かえると言った。
そして、「あんな困難も こんな困難も! こんなこんなこんなんも! はい、アルトじゃ~ないと!」と決めた。
或人の渾身のギャグは”イズ”に「0点です」と評価された。

第4回戦 消防士対決

消防士ヒューマギア 119之助VS消防士
ヒューマギアと人間が協力して人命救助をした。
ZAIA』側の消防士がヒューマギアを認めてくれて、対決は『飛電』の勝利となった。
少しは善意が何か伝わったか、と尋ねる或人に”イズ”は「いえ実はもうラーニングすべきことはラーニングできた…」と答えた。

第5回戦 演説対決

ラッパーヒューマギア MCチェケラVS由藤議員
ヒューマギア自治都市構想の是非を問う住民投票が行われることになった。
反対が過半数を獲得すると、『飛電』が『ZAIA』に買収されてしまう。
“イズ”はMCチェケラのことはよく覚えおり、「ラップバトルは悪意を集めやすかったからな」と言った。
MCチェケラは人間のことが信じられなくなって暴走してしまった。
住民投票の結果
投票率65%
賛成3%
反対62%
ヒューマギア自治都市構想は否決された。

使者

結局、お仕事5番勝負は『ZAIA』の勝利。
飛電インテリジェンス』は『ZAIA』に買収され、或人は副社長の福添に会社をよろしくおねがいしますと伝え、「立場は変わっても夢に向かって飛ぶだけです」と言って会社を去った。
ここにきて或人は”イズ”が悪意については理解できていることに気付いた。
“イズ”は「はい!それはもうよ~く知ってる。愚かだなぁ。ヒューマギアを信じすぎて会社を奪われたってことだろ? 」と言った。
そしてようやく或人は「お前…誰だ? ただの故障じゃないな。いくらなんでもイズがそんなこと言うはずがない! 」と指摘。
“イズ”は「今頃きづいた? 私はアークの使者。ゼロワンの戦闘データはラーニングさせてもらった」と答えた。
全てはアークの策略だった。

飛電製作所

或人がまた衛星ゼアの仮想空間らしき場所にもどってきた。
“イズ”はゼロワンの戦闘データをアークに渡すと宣言。
しかし或人は「構わないさ。善意が何かも理解できていないお前には、(人間とヒューマギアの絆という)一番大切なことは絶対にラーニングできないからな」と答えた。
飛電インテリジェンス』を去った或人はヒューマギアの心を、夢を守るためにイズと新たな会社『飛電製作所』を立ち上げた。
会社の壁には或人の”父”飛電其雄が最期に或人に残した言葉「夢に向かって飛べ」の文字が掲げられている。
ゼロワンとして新たに生まれ変わった或人はヒューマギアと一緒に夢に向かって飛ぶ。
そしてヒューマギアも夢を持ち始めた。
にもにも夢が伝わった。
ヒューマギアの夢は人間にも伝わって、今度は人間が変わることが出来た。
飛電製作所』と『滅亡迅雷ネット』そして元『エイムズ』の不破は力を合わせて天津垓の悪意を潰した。

エピローグ

或人はいつか必ずとも分かり合える日が来ると思っているが、「果たして本当にそうか? 『滅亡迅雷ネット』のデータは揃った。これから何が起きるのか楽しみに待っていろ」というアークの声が聞こえてきた。
またもや衛星ゼアの仮想空間らしき場所に戻ってきた或人
そこへイズが現れた。
或人イズが無事だったことに安心した。
或人の夢はみんなの笑顔を守ること。
そしてイズの夢はその或人の夢を支えること。
或人は「俺たちは手を取り合って、あんな困難、こんな困難、どんな困難でも乗り越えてやる!」と意気込んだ。
するとイズが「今のは”こんな”という代名詞と”困難”をかけたギャグですね?」と確認した。
或人は「やっぱりそうこなくっちゃ! 」と言い、「はい、アルトじゃ~ないと!」とイズと一緒に締めくくった。

次週へつづく

最後まで読んでいたたき ありがとうございました

 

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