仮面ライダーセイバー第22章「それでも、人を救いたい。」

「みなさん、僕はタッセル」と多少の物足りなさを感じる挨拶で始まった今回の仮面ライダーセイバー。
多くの人々を救えずに心を痛める飛羽真音の剣士 大秦寺が戦いを挑み、飛羽真は戦いの中で“何か”を掴んだ。
飛羽真は〈火炎剣烈火〉の真の力を引き出すことができるのか。

プロローグ

サウザンベース

 ⦅サウザンベースのホール⦆に戻った尾上大秦寺飛羽真の味方になったことを伝える。
倫太郎は「あれだけ組織のことを思っていた人がどうして…」と困惑し、は「マジ!? ないわぁ~」と呆れていた。
すると階段の上にいた神代玲花大秦寺を「力の誘惑に負け、組織を裏切った。所詮その程度の男だったということです」と評する。
倫太郎が「そんなこと…」と言いかけると、尾上が「今の言葉! 訂正しろ」と倫太郎の言葉を遮り、大秦寺には大秦寺の考えがあり、組織を離れようとも目的は自分たちと同じだと言うと、玲花は「やけにかばうのね。そういえば彼とは旧知の仲だったわね? まさかあなたも…?」と尋ねる。
尾上は「わかった。俺が小説家の聖剣と本を回収してきてやる」と言い残して出て行った。

ファンタジック本屋 かみやま

 ⦅ファンタジック本屋 かみやま⦆で飛羽真カリュブディスと戦っていたときに飛羽真の心に反応した〈火炎剣烈火〉が赤く光って、カリュブディスにされてしまった伊本マミを一瞬ではあるが、上半身だけでも分離させることができたことを思い出して「あのとき…」と考えていた。
すると大秦寺が「火炎剣烈火は特別な聖剣だ。もしかしたら…」と言いかけたところで芽依が「人とメギドを分離できるってこと?」と尋ねる。
大秦寺は左方向から話しかけてきた芽依の視線を右手で遮りながら「うん」と答える。
そして今の〈ソードオブロゴス〉を束ねる〈マスターロゴス〉は《世界を救うためなら人間の犠牲もやむなし》という方針だと伝え、神代玲花が情報をゆがめて伝えている可能性も示唆する。
芽依が「ってことは…真の敵は」と言いかけると、それまでスマートフォンをいじっていたユーリが「組織の考えとしてはあながち間違ってはいない」と言い、ユーリ自身もそう思っていたと伝える。
しかし「今は違う」と続け、「人が世界を創っている。世界を救うとは人を救うことだ。だろ?」と飛羽真に尋ねたところで、着信音が響いた。
ユーリは手に持っていたスマホを確認したが、鳴ったのは芽依のスマホだった。

ユーリのスマホは飛羽真に買ってもらったかな?

電話をかけてきたのは爆食ジェミニとして有名な双子のフードファイター 伊本マミだった。
芽依マミを助けた飛羽真に一緒に来るように言って、「独占取材よぉ~!」と張り切って店を出て行った。
残された大秦寺は「剣のことなら私に任せろ。メギドと人間を分離させる方法を…じっくりと調べておこう」と言って怪しくユーリを見つめる。
スマホをいじっていたユーリは寒気を感じた。

メギドのアジト

  一方、⦅メギドのアジト⦆ではレジエルストリウスの作り出した新しいメギド カリュブディスも〈光の剣〉に倒されてしまったことを大笑いしていた。
ズオスストリウスの胸倉をつかんで「ま~さ~か、これで終わりじゃねぇだろうな?」と詰め寄る。
ストリウスは静かにズオスの手を払いのけて「ええ。特別な素材はまだ半分残ってますから」と答えた。

約束

 マミがコーヒーを出しながら「昨日ここに戻ったらレミが居ないんです」と話しだす。
飛羽真が「レミって?」と尋ねると、マミは「双子の妹です」と答え、もしかしたら自分と同じように怪物にされてしまったのではないかと心配していた。
飛羽真マミに怪物にされた記憶があることに驚き、芽依は「ユーリったら。抗議してやる」と言ってユーリに電話を掛ける。

ユーリはマミの記憶を消し忘れてたのか…

その頃、⦅ファンタジック本屋 かみやま⦆では人間とメギドを分離することが出来る〈光の剣ユーリを分析しようと、大秦寺が奇声を上げながらユーリに向かってダイブしていた。
逃げるユーリと追う大秦寺
大秦寺は「頼む! 調べさせてくれ!! 俺の刀鍛冶としての好奇心が止まらねぇ~~~っ!!!」と叫ぶ。
ユーリは「断る。他人に体を触らせるなど最低だ!」と返すが、大秦寺ユーリを追いまわしながら「これも世界を救うため~~っ!」と叫ぶ。

稀にキャラ崩壊してるよね、大秦寺さん…

こうして芽依の抗議の電話はスルーされることになった。
マミ飛羽真に妹のレミを取り戻すよう頼む。
そして「レミが居ないと…私には何の価値もないんです…」とつぶやいた。
マミレミは双子のフードファイターとして人気が出てから、《何から何まで全て同じにするように》《そうじゃないと価値がない》と言われ、2人の勝負にも決着をつけないようにしていた。

事務所の指示か、テレビ局の指令か…
気になる…

そこは気にしちゃダメ

飛羽真は「自分に価値が無いなんて、そんなの絶対にありません」と前置きし、「レミさんは俺たちが必ず救います!」と約束した。

葛藤

戦う理由

 愛息そらを小学校まで迎えに来た尾上
そらが「父上、今日はもうお仕事終わったの?」と尋ねると、尾上は「いや、これから戦わなきゃならない奴がいるんだ」と答えた。
するとそらが「飛羽真はソードオブロゴスやめたんでしょ? 父上はやめないの?」と尋ねる。
「やめないよ」と答える尾上そらが「どうして? 飛羽真と一緒に戦えばいいのに?」と尋ねる。
尾上は《そらの未来をまもるため》《子供たちの未来を守り、若い剣士たちの未来と世界を守るため》に戦っていることを教えた。
そして尾上そらの頭をなでながら「でも、それは一人じゃできないんだ。そのために一緒に戦う仲間が要る」と答えた。
そらは「うん! 父上は最強の剣士だもんね」と笑い、尾上は「そうだ。パパは最強の子育て王だぁ~!」と言いながらそらを片手で担ぎ上げて笑った。

飛羽真と一緒に戦わない理由になってないような…

それは行っちゃダメ

疑心

 ⦅サウザンベースのホール⦆が「尾上のオッサン、帰ってくるかなぁ」とつぶやく。
倫太郎の腕をつかんで「何言ってるんですか、帰って来るに決まってる…!」と言いかける。
倫太郎の手を払いのけながら「本当にそう思ってるのか?」と尋ねたが、倫太郎は何も言い返すことができなかった。

帰宅?

 飛羽真芽依が帰ったあと、マミレミと一緒に写った写真を見て「レミ、もしあなたが居なくなったら…」とつぶやく。
すると、背後から「マミ」というレミの呼び掛ける声が聞こえてきた。
マミが振り返ると、そこにはレミの姿が。
マミレミに近寄って「レミ! いつ戻ったの?」と尋ねると、レミは「わからない。気がついたらここに…」と答える。
そしてレミメギドへ姿を変えていく。
マミは手に持っていたレミと一緒に写った写真を落とした。

激突

 芽依が歩きながら「どうやってレミさんを探すの? 手がかりもないし」と尋ねる。
飛羽真は歩きながら腕組みをして考え、ジオラマ作りが大好きだった高校生 来島慎吾王様メギドになって城を作ろうとしていたこと。
たくさん食べるのが大好きなマミカリュブディスとなり、色々なものを食べようとしていたことを思い出して「メギドの狙いは その人が持つ特別な何か…」と言いかけた。
すると尾上が現れて「おい小説家!」と声を掛け、「お前の聖剣と本を貰いに来た」と宣戦布告。
飛羽真は「今はそんなことしてる場合じゃないんです。助けたい人がいるんです!」と訴える。
しかし尾上は「それは小説家の仕事じゃねぇ! 大丈夫…すぐに済む」と言って『玄武神話』を〈土豪剣激土〉にセットし、仮面ライダーバスターに変身して「本気で来い!」と言った。

〈玄武神話! 一刀両断!
 ブッた斬れ! ドゴ! ドゴ! 土豪剣激土!〉

飛羽真は〈聖剣ソードライバー〉に『ブレイブドラゴン』をセットして仮面ライダーセイバーに変身

〈ブレイブドラゴン! 烈火抜刀!〉

バスターの攻撃を受け止めたセイバーが吹き飛ばされる。
追撃をしかけるバスターの攻撃をかわしたセイバーバスターに蹴りを見舞うが全く効いていない。
セイバーバスターの《一撃の重さ》を再認識しながら背後から斬りつけたが装甲が固く、弾き返される。
中途半端な攻撃は通用しないと悟ったセイバーだったが、「でも…!」と〈ワンダーライドブック〉の力には頼らず、ブレイブドラゴンのままで攻撃を仕掛ける。
熱を帯び、火炎をまとった〈火炎剣烈火〉の斬撃を受け止めたバスターは「確かに前とは違うようだな」と感心したが、必殺技【会心の激土乱読撃】を発動して剣を振り下ろす。

【玄武神話! ドゴーン! 激土乱読撃!】

セイバーは〈火炎剣烈火〉を納刀してから引き抜き、バスターに向かってダッシュして迎撃しようと下から斬り上げる。

【烈火抜刀!】

2人の剣の激突で衝撃波が生まれて芽依は吹き飛ばされた。
【激土乱読撃】を受け止めた飛羽真は〈火炎剣烈火〉で〈土豪剣激土〉を受け止めた状態のまま地面に埋もれて意識を失っている。
変身を解いた尾上が「こいつ、俺の一撃をしっかりと剣で受け止めてやがった」とつぶやく。
衝撃波で吹き飛んでいた芽依飛羽真に駆け寄り、「飛羽真! 飛羽真が死んじゃった」と嘆くが、尾上は「お嬢ちゃん、小説家は死んじゃいねえよ。手応えからして、2、3日は目覚めねぇだろうがな」と言い、飛羽真が落とした『キングオブアーサー』を拾いあげた。
すると飛羽真が咳をしながらフラフラの状態で立ち上がり、「俺は…レミさんを…救いたい!」とつぶやいて剣を構える。
そこへスマホを手にしたユーリが「芽依…。俺を呼んでいたようだな」と言いながらやって来た。
芽依は「遅い!」と文句を言い、尾上は「どうやら邪魔が入ったようだな」と言って去って行く。
ユーリが「飛羽真、あの大秦寺という男はどうなっている?」と尋ねると、飛羽真は剣を構えたまま気を失っていた。

⦅サウザンベース⦆に帰って来た尾上
倫太郎尾上がちゃんと帰って来て安心する。
尾上が『キングオブアーサー』を玲花に見せ、「これでいいんだろ?」と言うと、玲花は「火炎剣烈火は?」と尋ねる。
尾上が「奪おうとしたとき邪魔が入った。どうせ見てたんだろ?」と答えると、玲花は不満げな表情を浮かべて「次は全て回収してください」と言った。

メギド出現

 レミの頭の中で「レミ助けて…苦しいよ」というマミの声が響く。
マミを探して歩き回るレミ
すると「ここだよ、レミ」というマミの声がレミの腹の中から聞こえてきた。
レミは悲鳴をあげてカリュブディスへと姿を変えた。

処置

 芽依が気を失っている飛羽真に包帯を巻いている。
ベッドの上に横たわる飛羽真を見た大秦寺は「尾上の本気の一撃を喰らって、よくこれで済んだな」とつぶやく。
「うち、ホントに飛羽真が死んだかと思った」と感想をもらした芽依ユーリが「それで? 俺たちに相談とは?」と尋ねる。
芽依は ゆっくりと振り返りながら「昨日のマミさんの記憶、消えてなかったんだけど?」と指摘し、「しかも電話出てくれなかったし」と文句を言う。
ユーリを追いまわして電話に出られなかった原因を作った大秦寺は無言で振り返ってバツが悪そうな表情を浮かべ、「自分のせいじゃない」と言いたげなユーリ大秦寺を指さす。
しかし芽依は気づかずに「今度は双子のレミさんが行方不明だし」と言ったところで何かに気づいて「もしかして…」とつぶやいた。
すると飛羽真の「必ず…助ける…。約束だ」という寝言が聞こえてきた。
飛羽真を見た大秦寺が「こんな状態で…」と言ったとき、『WONDERING PAGE』が光り、メギドの出現を知らせた。
『WONDERING PAGE』を開くとカリュブディスの姿が映し出され、芽依は「え? このメギドって…」とつぶやいた。

指令

 一方、⦅サウザンベース⦆でもメギドの出現を知った玲花が2階から1階にいる倫太郎尾上に「メギドが現れました。お願いします」と指令を出す。
倫太郎が「僕たちの聖剣でメギドを倒せば、中に取り込まれたこの世界の…」と警告しようとしたが、玲花倫太郎の言葉を遮るように「世界を守るためには多少の犠牲はやむを得ません」と言った。

決着

  大秦寺仮面ライダースラッシュに変身してカリュブディスの前に現れた。
音銃剣錫音〉を銃奏モードにして構えるが、「ユーリが来るまでは下手に手出しはできないか」とつぶやいて、カリュブディスの足を銃撃。
カリュブディスは笑いながら剣で斬りつける。
攻撃することが出来ないスラッシュカリュブディスに対して防戦一方。
そこへ倫太郎尾上が駆け付ける。
倫太郎は『ライオン戦記』を、は『猿飛忍者伝』を、尾上は『玄武神話』を構えて変身しようとしたが、倫太郎尾上カリュブディスの胸元にマミ(レミ?)の顔が見えて変身を躊躇した。
するとが「俺が倒す!」と叫んで突進して行く。
剣斬に変身したカリュブディスに蹴りを入れて〈風双剣翠風〉で斬りつける。
スラッシュは〈音銃剣錫音〉を剣盤モードに切り替え、剣斬の攻撃を阻止して「やめろ。光の剣なら人とメギドを分離できる」と言って剣斬を押し返す。
そこへ怪物化したストリウスがやって来て、剣斬スラッシュに向けて斬撃を飛ばす。
剣斬スラッシュは防御したが、爆発が起きて2人の延長線上にいた倫太郎尾上が爆風で吹き飛ぶ。
剣斬スラッシュ怪物ストリウスと戦っているところへ芽依ユーリが到着。
「これってどういうこと?」と混乱する芽依を気にせず、ユーリ仮面ライダー最光 エックスソードマンに変身する。

GOLD or SILVER
 エピソード1 全ての色で戦え!
 最光発光!
 Get all Colors! エックスソードマン!
 エピソード1
 フルカラーで参上! ババババーン!

カリュブディスはお腹の大きな口を開き、空間を食べてエックスソードマンを目の前に移動させた。
エックスソードマンは「そっちから距離を詰めてくれるとは助かる」と言い、カリュブディスに蹴りを入れて「光あれ!」と叫び、〈光剛剣最光の柄の部分で〈サイコウドライバー〉にセットされた『エックスソードマン』を押し込み、エックスソードマン パワフルにチェンジして、剣とエックスソードエッジの二刀流で攻撃。

移動最光! 腕最高!
 サイコーパワフル!

しかし、何故かカリュブディスを分離することができなかった。
カリュブディスに斬り飛ばされて壁に激突したエックスソードマンは1000年ぶりに味わう痛みに「これが体の痛みか。久しぶりに最高だな」と感激して再びカリュブディスに挑む。
そのころ、剣斬スラッシュは2人がかりで怪物ストリウスの相手をしていた。
物ストリウスの攻撃を受け、大秦寺の変身が解けて地面に倒れる。
すると怪物ストリウスが「そのメギドは特別ですから。メギドの中には遺伝子も姿形も、何もかも全く同じ人間が取り込まれています」と言いながら、今度はエックスソードマンを攻撃する。
そして「2人は完全に一つに融合している。たとえ光の剣でも分離は不可能です」と言った。
倫太郎が「やはり斬るしかないのか…」と決意して〈聖剣ソードライバー〉に『ライオン戦記』をセットして〈水勢剣流水〉を引き抜こうとしたとき、飛羽真の「違う!」という叫び声が聞こえた。
上半身を包帯でグルグルに巻かれたボロボロの状態の飛羽真が〈火炎剣烈火〉を手に持ってやってきた。

ニチアサ巻ってやつかな?

飛羽真は「世界に何もかも同じ人間なんかいない!」と叫ぶ。
怪物ストリウスが「余計なことを…」と言って飛羽真に攻撃しようとしたが、エックスソードマンが飛び蹴りで阻止。
エックスソードマンカリュブディスを斬りつけたあと、そのまま怪物ストリウスと鍔ぜり合いをして押し込む。
飛羽真カリュブディスに向かって「マミさんもレミさんも、誰もがみんなそれぞれ違う夢や未来を持って、一人一人特別な価値がある人間だ!」と訴える。
そして「絶対に救う!」と叫ぶと、〈火炎剣烈火〉が赤く光った。
飛羽真はそのまま突進してカリュブディスの攻撃をよけながら胴を薙ぎ払う。
すると、カリュブディスの中からマミレミの上半身が飛び出した。
その様子を見たエックスソードマン怪物ストリウスに蹴りを入れた隙に「光あれ!」とカリュブディスを斬りつけてマミレミカリュブディスと分離させ、そのままエックスソード マンワンダフルにチェンジ。

移動最光! 脚最高!
 Fullcolor goes to leg!

そして必殺技【エックスソードブレイク】カリュブディスを撃破し、「フッ…今度こそ俺の完全勝利だ」と言った。

【フィニッシュリーディング!
 サイコーワンダフル!】

キックなのね…
技の名前のイメージと違った(笑)

怪物ストリウスは鼻で笑い去って行く。
芽依が地面に倒れた飛羽真に駆け寄り「飛羽真、立てる? しっかりして」と手を貸す。
マミレミ飛羽真に駆け寄って、マミが「ありがとう。約束守ってくれて」とお礼を言った。
飛羽真は「よかった…無事でよかった」と言って苦しむ。
芽依が「飛羽真しっかり!」と声をかけ、その様子を見たマミレミが心配そうに飛羽真を見つめる。
すると、その隙に変身を解いていたユーリが背後から近寄り、マミレミの頭を鷲掴みして「今度こそ黒い記憶を消そう」と言って2人の頭を揺らした。
ユーリが手を放して目を覚ましたレミが「マミ?」とつぶやくと、マミは「私たち…今まで…」でつぶやき、ユーリは満足そうにうなずく。
芽依は地面に倒れた飛羽真を起こそうとユーリに助けを求める。
大秦寺飛羽真のもとに近寄ろうとしたとき、倫太郎が「飛羽真くんが…救ったんですね」とつぶやいたのを聞いた。
は無言で〈風双剣翠風〉を納刀して立ち去り、尾上は「たいした小説家だ」と言った。

エピローグ

極上のメギド

 ⦅メギドのアジト⦆に戻ったストリウス
ズオスは「デザストみたいに上手くいかなかったな」とからかい、レジエルは「メギドの無駄遣いだ!」とストリウスを責める。
しかしストリウスは何かを自動筆記していた機械の手が止まるのを見て、「いえ、成功しましたよ」と言った。
そして完成した分厚い『本』を取り上げ、「この本さえあれば生み出すことが出来る…極上のメギドを!」と言った。

『本』のタイトルは『CHARY BOIS』かな?
!!! って…、普通の文字かっ!

もう一つの決着

 今まで何を食べてもほぼ同時だったため決着がつかなかった伊本マミ伊本レミの双子姉妹大食い対決。
しかし今回の超極盛りカレー対決ではついに決着がつこうとしていた。
姉のマミが先に完食し、妹のレミが勝ったマミを祝福する。
その様子をテレビで観ていた芽依が「2人の笑顔、前と全然違う」と言い、飛羽真は「マミさんもレミさんもホントの自分を取り戻したんだ」と笑う。
するとユーリが「昔は強いヒーローがいればよかった。でも今は悩み、苦しみ、それを乗り越えて強くなれば誰もがヒーローになれる時代だ」と言った。
飛羽真大秦寺の肩に手を置き、ユーリを指さして「俺もそう思います!」と笑う。
突然飛羽真に肩を組まれて動揺していた大秦寺も「私もだ」と同意する。
芽依も「うん」といいかけたが、「いやいやいや、これの丸パクリだから」と言って人気コミック『ソードマンX』を開いて見せた。
しかしユーリは気にせず「私は最高のヒーロー。お前は終わりだ!」と叫ぶ。
すると芽依が「これね。これのパクリね。見て見て」と得意げにページを開く。ユーリの言葉に感激していた飛羽真大秦寺はガッカリしたが、ユーリは「昔は強いヒーロー…」とコミックのセリフを再び繰り返していた。

最後まで読んでいただき ありがとうございました

これまでの内容を思い出す手助けになれば幸いです↓

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