仮面ライダーセイバー第43章「激突、存在する価値。」

※登場人物等の説明はテレビ朝日「仮面ライダーセイバー」公式ホームページに移動します

プロローグ

デザストと蓮

デザスト

 木にもたれて座り込むデザストは斬られた腹の傷を復元しようとするが上手くいかない。
何度目かの試みで復元したがデザストアルターライドブックは壊れてしまい、デザストは「そろそろ限界だな…」とつぶやく。
は少し離れた場所からデザストの様子を見てしまい、木の陰に身を隠す。
デザストは”自分が生きた証”を何も残せなかったと感じて「つまんねぇ最期だ」とボヤいたとき、の姿はなかった。

 は歩きながら「お前は間違いなく こっち側だ」というデザストの言葉を思い出し、「お前の全てで俺を倒してみろ」と挑発されたことや今見た『デザスト』のアルターライドブックが壊れる場面を思い出す。
そしては立ち止まり、しばらく考えたあと引き返していく。

 

ノーザンベース

ホウ

 尾上飛羽真の≪ストリウスが『オムニフォース』を持っていた≫という報告を聞いて驚き、倫太郎は『オムニフォース』は飛羽真が壊したはずだと不思議がる。
ユーリストリウスタッセルも倒して“始まりの5人が手にした力”を全て手にしたという危険な現状を確認し、ソフィアは世界を繋ぐ存在の代用品として創りだされた自分の『本』もストリウスが持っているかもしれないと警戒する。
そのとき芽依が申し訳なさそうな小声で「うち ルナちゃんに会った…」と知らせると、飛羽真は反射的にルナストリウスに奪われてしまったのかと慌てる。
そしてしばらくの沈黙ののち、突然の芽依による想定外の報告に飛羽真倫太郎賢人尾上大秦寺は声を揃えて「会った!?」と驚く。
芽依ルナがこっちの世界にいたと知らせるが、芽依が仕事の電話をしている間にルナは姿を消していた。
尾上が「余計なことを言ったんじゃねぇだろうな?」と疑うと、芽依は「言ってません。ルナちゃんも笑ってたし」と自信を持って答える。
飛羽真は「じゃあなぜルナは…」と考える賢人の腕に触れてから芽依に近寄り、ルナの無事がわかっただけでもお手柄だと褒める。
ソフィアが今は防御陣を作って〈ワンダーワールド〉の侵食を一時的に防いでいるだけで世界が崩壊する危険な状態に変わりはないと指摘すると、ユーリストリウスが奪ったタッセルの『本』を取り戻せば侵食を止められるかもしれないと推測する。

レンソウ?

 尾上が≪今までストリウスが姿を現した場所をしらみつぶしに探す作戦≫を提案して⦅ホール⦆を出て行くと、大秦寺尾上の作戦を「無茶だ」と一蹴する。
倫太郎が「ナイスアイデアです」と賛同して⦅ホール⦆を出て行くと大秦寺は「そんなわけないだろ!」とツッコむが、芽依は「ちょっと倫太郎! 場所わかってるの?」と言ってついて行く。
大秦寺は「もう好きにしろ」と呆れた。
すると賢人が〈闇黒剣月闇〉の力で見た数多くの未来の中にストリウスと戦ったものがいくつかあったことを思い出し、戦った場所の目印となるものを思い浮かべる。
そのときソフィアが南の方角から自分と同じ波長を感じとった。

北極にいれば だいたいのモノは南でしょ(笑)

大秦寺⦅ホール⦆中央にあるアナライザーでソフィアの感じとった方角と賢人の思い浮かべた目印となるモノが合致する場所を探していると、飛羽真は「わかったら連絡をください」と言い残して探しに行くことにした。

メギドのアジト

 『全知全能の書』から破り取った『ストリウス』『レジエル』『ズオス』に加えてマスターロゴスが持っていた『オムニフォース』と世界を繋ぐ存在に選ばれた〈ワンダーワールド〉の守護者 ビクトール(タッセル)が持っていた『本』
始まりの5人が手にした力を手に入れたストリウス
階段の上にはストリウスが新たに創り出した世界を繋ぐ存在の代用品 ソフィアそっくりの女性が座っている。
ストリウスは「いよいよです」と嬉しそうにつぶやく。

まだノーザンベースに『タテガミ氷獣戦記』があるじゃない
『ブレイブドラゴン』とか、飛羽真たちが持っている『ワンダーライドブック』もあるし…
まだ『全知全能の書』は復活しないよねぇ

捜索

遭遇

倫太郎

  倫太郎が独りぼっちでベンチに座っているルナを発見する。
倫太郎が「ルナさんですよね?」と声をかけるとルナは逃げ出す。
倫太郎は目の前に回り込んで「決して怪しい者じゃないです」と声かけるが、ルナは「怪しいです」と即答。
すると倫太郎は「僕は新堂倫太郎」と紹介したあと、自分が上から見下ろしていることに気づいてしゃがみ込む。
そして以前は普通のホモサピエンスだったが、今では仮面ライダーブレイズで普通のホモサピエンスではない者だと自己紹介する。

普通の人間じゃないって説明は普通に怪しい(笑)
って、剣士は人間じゃないのかぁ…

真摯で紳士的な倫太郎の態度にルナの警戒が解けて微笑む。

芽依

 倫太郎を見失った芽依の背後から「この間は…」という声が聞こえる。
芽依が驚いて振り返ると、そこには神代凌牙神代玲花が居た。
芽依が「びっくりした… 何!?」と尋ねると、凌牙は「あり…。あり…」と言うばかりで続く言葉が出てこない。
玲花はそんな兄の姿を無言で応援する。
凌牙が何を言おうとしているのか理解した芽依は「ん? なあに? 聞こえない…」と大袈裟に聞き返す。
凌牙がついに「ありがとう!」とお礼を言うと、芽依は「うんうん。偉い 偉~い!」と言って凌牙の頭を撫でまわし、それを見た玲花は〈煙叡剣〉を構える。
すると芽依は「お礼なら協力してよ」と言って凌牙の手を握ってお願いするのを見た玲花芽依凌牙の間を斬りつける。

芽依は剣士でもないのによく避けられたな(笑)

手がかり捜索部隊

 少ないヒントを手掛かりにストリウスを探す賢人
一方、⦅メギドのアジト⦆にいるストリウスは「時がきました」とつぶやき、座っていたソフィアそっくりの女性が立ち上がる。
飛羽真賢人の見た未来の記憶を手掛かりに 目印となる塔のある場所までやってきたが見当たらない。
「ここも違うか…」とつぶやいた飛羽真の耳に人々の助けを求める悲鳴が聞こえてきた。
塔の中から悲鳴が聞こえるのを感じ取った飛羽真は〈聖剣ソードライバー〉に『ブレイブドラゴン』をセットし、10本の聖剣の力を束ねた〈〉を引き抜いて仮面ライダークロスセイバーに変身。
セイバーは空間を切り裂き、⦅メギドのアジト⦆へと続く通路を出現させる。
すると背後から「こんなところにあったのか」という声が聞こえ、振り返ると凌牙玲花がやってきた。
飛羽真は変身をといて「どうしてここに?」と尋ねると、玲花が「お兄様が力を貸すとおっしゃってるのよ? 感謝しなさい」と答える。
飛羽真は微笑み「ありがとう」とお礼を言って3人で⦅メギドのアジト⦆へと続く通路を進む。

最後の教え

 廃墟で佇むデザストの耳に足音が聞こえてくる。
デザストが「苦悩と決意に満ちた 甘くて苦々しい ニオイがする…」と言って振り返ると、が「お望みどおり お前と戦ってやるよ」と声をかける。
デザストが「へぇ~どういう風の吹き回しだ?」と尋ねると、は無言で仮面ライダー剣斬に変身し、デザストは〈無銘剣〉を肩に担いで臨戦態勢に入る。
剣斬の攻撃はかわされデザストに斬られる。
デザストは倒れた剣斬をまたいで「そんなもんか!?」と上から斬りかかる。
攻撃を受け止めた剣斬は起き上がりながら押し返し「お前をぶっ倒して俺は先へ進む!」と叫ぶが、デザストは「今のお前にはムリだ!」と叫んで斬り飛ばす。
デザストは地面を転がる剣斬に斬りかかって更に蹴り飛ばす。
コンクリートの柱にもたれかかる剣斬デザストに突進して斬りつけ、ブレイズの動きを真似て攻撃を繰り出す。
ブレイズを真似たの動きに気づいたデザストは「はぁ?」と呆れて“わざと”斬られ、地面を転がって「そりゃねぇだろ…」と言いながらゆっくりと起き上がる。
その後もデザストは剣を下したまま斬らたが、剣斬をつかんで「そうじゃねぇだろ!」と叫び、押し込んで斬りつける。
変身がとけて水たまりに落ちたは「ああーーーっ!! なんで俺こんなに弱えぇんだよ!」と叫んで悔しがる。
デザストは「もういい。俺がお前を終わらせてやる」と言って〈無銘剣〉を振り、の頬を切り裂く。
水たまりの中を必死に逃げる
ようやく水たまりから逃れたデザストが迫り、「お前の存在意義はない」と言って斬りつけてくる。
その瞬間、は「強さの果てをみたくないか?」と尋ねたデザストの言葉を思い出す。
なんとか攻撃をかわしたは「俺は…見てみたい。だから…このままじゃ終われない」と言い、立ち上がって斬りかかる。
のがむしゃらな攻撃を受けとめたデザストが嬉しそうに「そうだ! お前らしくなってきたじゃねぇか」と言うと、は「お前じゃない!! 俺は…緋道蓮だ!」と叫ぶ。
デザストが「俺は…デザストだ」と名乗るとは覚悟を決めて突進しながら剣斬に変身する。
剣を交えながらデザストが「いいねぇ蓮、楽しくなってきたぜぇ!」と語りかけると、剣斬は応えるように攻撃を加える。
ダメージを受けても必死に立ち上ろうとするデザスト
剣斬が声をかけようとすると、デザストは「まだだ!!!」と叫んで斬りかかってくる。
「もっともっと感じさせろ!」と叫んで斬りつけてくるデザストの攻撃を受け止めた剣斬が「お前…」とつぶやく。
剣斬が「俺の全存在をかけて…お前を倒す」と宣言すると、デザストは嬉しそうに笑い「こいよーーっ!」と叫ぶ。
お互いの存在を懸けて斬り合う剣斬デザスト

愛刀 グラッジデントじゃなくて無銘剣で戦っているあたりが”剣士どうしの戦い”って感じがしてデザストの気持ちが現れてる…かな?(笑)

斬られて地面に倒れたデザストが「これだよ、これ。生と死が混じり合い、刃と刃が交じり合う 最低で最高のニオイだ!」と叫んで立ち上がる。
剣斬が斬りかかり鍔迫り合いの状態になると、デザストが「…たく、お前になんか声かけるんじゃなかったぜ」と話しかける。
剣斬は「ああ…。お前となんか出会わなきゃよかった」と答えると、デザストは「もう会わねぇよ」と言って鍔迫り合いの状態のまま〈無銘剣〉を押し込む。
押さえこまれた状態の剣斬が立ち上がりながらデザストの〈無銘剣〉をはねあげた瞬間、デザストは自分が”生きた証”を残せたような気がして満足そうに「フッ」と微笑んだ。

顔は見えないけど多分そうだろ(笑)

そして剣斬はそのまま表と裏 両方の〈風双剣〉で✕の字に斬る。
地面に倒れて体が消えかかるデザストは「ああ、つまんねぇなぁ…。もう終わりか」とつぶやき、変身をといたは無言で見つめる。
そしてデザストは最期に「お前はそのままでいいんだよ」とアドバイスをしながら上半身を起こし、「ああ…それとな。紅ショウガ。ちゃんと食えよ」と言って笑う。
が「…マジ…ないわ」と答えるとデザストは消滅した。
デザストの残していった〈無銘剣〉とマフラー、それに『デザスト』アルターライドブックを拾いあげて「楽しかったよ。…ありがとう」とつぶやいた。

物語の結末に向けて

到着

 ついに⦅メギドのアジト⦆に到着した飛羽真凌牙玲花
暗い室内でスポットライトを浴びたカリュブディスが「いらっしゃいませ」と声をかける。
そしてカリュブディスの隣には赤いドレスを着たソフィアの姿。
飛羽真が「ソフィアさん…」とつぶやくと、凌牙は「バカが、偽物だ」と注意する。
しかし飛羽真は「同じですよ。彼女だってソフィアさんなんです」と答えて前進しようとすると、赤いドレスを着た“ソフィア”が両手を広げて室内の明かりをつける。
驚いて地面に倒れた飛羽真の目にも壁一面に『アルターライドブック』を整然と並べた本棚が延々と詰み上がっているのが見える。
飛羽真が聞いた悲鳴の正体は『アルターライドブック』にされてしまった人々が助けを求める悲鳴だった
2階の廊下に ゆっくりと拍手をしながらストリウスが現れ「こんなに早く来るとは。さすが私の英雄…」と褒める。
飛羽真ストリウスを見上げながら『アルターライドブック』にされた人々を解放しろと迫ると、ストリウスは「そうですねぇ…」とつぶやいて「でしたら、こういうのはどうです?」と答える。
するとカリュブディスが「いただきます」と言って胴体の口を大きく開いて室内全ての『アルターライドブック』を吸いこんだ。
「やめろぉ!」と叫んで突進しそうな飛羽真凌牙が抑える。
ストリウスが「いいですねぇ、その表情。もっとください」と言うと、カリュブディスは口を大きく開いて隣にいた“ソフィア”も飲み込む。
ストリウスがショックを受ける飛羽真に「さぁ次はどうします?」と挑発すると、凌牙飛羽真に「一生そこで嘆いていろ」と声をかけ、玲花が「お兄様はあなたに…」と言いかける。
すると飛羽真は「わかっています」と答えて「必ず助け出しましょう」と言って立ち上がるが、玲花は「あなたごときがお兄様を理解しないで!!」と怒る。
そして凌牙仮面ライダーデュランダルに、玲花仮面ライダーサーベラに、飛羽真クロスセイバーに変身。
カリュブディスが3人を相手にし、ストリウスは我ながら完璧なシナリオだと自画自賛する。

3人掛かり

 カリュブディスは戦いの場を水辺に移動させ、吸収したピラニアメギドの能力で大量のピラニアを飛ばす。
3人は襲い掛かってくる大量のピラニアを迎撃し、デュランダル【オーシャン三刻突き】カリュブディスを攻撃。
防御したカリュブディスサーベラが煙状になって迫るが、カリュブディスは吸収したデザストの能力で攻撃をしかけようとしたサーベラのニオイを察知して殴り飛ばす。
そしてカリュブディスは地面を殴り、戦いの場を噴火する火山のふもとに移動させる。
3人はカリュブディスの飛ばす火山岩を迎撃し、セイバーは切り裂いた火山岩を蒼い獣として飛ばすがカリュブディスに食べられてしまう。

オオカミかな? 蒼いけどライオンではなさそう…

そしてセイバーの攻撃を吸収したカリュブディスは蒼い獣を飛ばして、戦いの場を中世風のお城の前に移動させて巨大な武器をセイバーめがけて投げつける。

ロックハート城かな

防御して弾き飛ばされたセイバーデュランダルサーベラと合流し、お互いの背中を預けて身構える。
セイバーの能力がカリュブディスと相性が悪いと感じたデュランダルセイバーの前に出て構える。
サーベラセイバーの前に出て「下がっていなさい。私たちだけで十分です!」と言って煙状の姿に変化して【煙幕幻想撃】カリュブディスに攻撃をしかける。
カリュブディスは「懲りない人ですねぇ!」と叫び、取り囲む4体のサーベラの煙の分身を切り裂いて姿を現した本物のサーベラを斬りつける。
カリュブディスが攻撃をしかけた瞬間 デュランダルが能力を発動して時間を削り、サーベラと同時に左右から斬りつける。
デュランダルが追い打ちをかけるとカリュブディスは〈時国剣〉を掴み、口を大きく開いてデュランダルも取り込もうとする。
そのときセイバーが〈〉の能力で〈時国剣〉を顕在させて時間を削り、背後からカリュブディスを斬りつけた。

界時抹消! 再界時!

「よかった。うまくいった」と安心するセイバーサーベラが迫り、〈煙叡剣〉の柄で頭を殴った後に胸倉をつかんで「お兄様を利用するなんて…死にたいのか?」と詰め寄る。
セイバーは叩かれた頭を抑えながら「ごめんなさい」と謝る。

覚醒

 カリュブディスが立ち上がろうとしていると、ストリウスが「情けないですねぇ。カリュブディス」と言いながら現れる。
地面に膝をつくカリュブディスの隣に来たストリウスは「仕方ない。手を貸しましょう」と言い、『ズオス』『レジエル』『ストリウス』『オムニフォース』『タッセルの本』を呼び出して光線を飛ばす。
突進してくるセイバーたちが弾き飛ばされた瞬間にストリウスが「今です!」と叫ぶと、カリュブディスが大きな口を開いてストリウスに食らいついた。
カリュブディスの意表をつく行動に驚くセイバーたち。
ストリウスを吸収したカリュブディスは苦しみだして体が崩壊し、中から黒く分厚い『アルターライドブック』を手にしたストリウスが姿を現す。
そのときベンチに座っていたルナが立ち上がり、「世界が…終わっちゃう」とつぶやく。

あれ?倫太郎どこいった?

ストリウスは「やはりそうでしたか。私は全てを知った…」と言い、黒い『アルターライドブック』を見つめて「物語の結末は…私が決めます!」と叫ぶ。
そのとき⦅ファンタジック本屋 かみやま⦆に置いてある『WONDER STORY』が開き、真っ白だった最後のページに新たな物語が書き加えられた。

エピローグ

 ベンチに座って豚骨ラーメン『緑風の豚』を食べる
ラーメンの中にはデザストの“遺言”通りに紅ショウガが入っていて、「しょっぺぇ…」とつぶやくの傍らには〈風双剣〉と〈無銘剣〉が並んでベンチに立て掛けてある。
優しい日差しの届く木々の葉を風がやさしく揺らしていた。

風が吹く緑の中で豚骨ラーメン…
『緑風の豚』だけに?(笑)

最後まで読んでいただき ありがとうございました


これまでの内容を思い出す手助けになれば幸いです↓


なるべく短くしたつもり版はこちらからどうぞ↓

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