仮面ライダーセイバー第44章「開く、最後のページ。」

※登場人物等の説明はテレビ朝日「仮面ライダーセイバー」公式ホームページに移動します

前回までのセイバー

 飛羽真マスターロゴス(イザク)を倒して『目次録』を含む『全知全能の書』の大部分=『オムニフォース』を破壊したが、『オムニフォース』は自動復元し、逃げのびようとするイザクにトドメを刺したストリウスが『オムニフォース』を手にした。
更にストリウスカリュブディスメギドに〈ワンダーワールド〉との境界を食べさせ、かつての仲間だった〈ワンダーワールド〉の守護者 始まりの5人の一人ビクトール(タッセル)と1000年ぶりの再会を果たす。
ストリウスは説得しようとするタッセルにもトドメを刺して持っていた『本』を手に入れる。
そしてストリウスソフィアと同じ“世界をつなぐ存在”の模造品を創り出して〈人間世界〉と〈ワンダーワールド〉を繋げようとする。
飛羽真たちは〈〉で〈聖剣〉の力を繋ぎ、防御壁を作りだして〈ワンダーワールド〉の侵食を防ぐが一時的な措置にすぎない。
世界の崩壊を防ぐためにストリウスを探す飛羽真たちだったが、ストリウスを探す手段がない。
そんな中 賢人は自分が見てきた“世界が崩壊する未来”の中にストリウスと戦うものがいくつかあったことを思い出し、印象的な建物などの目印を頼りにソフィアの感じ取った自分と同じ波長の方角と重なる場所を探すことにする。

 飛羽真が目星をつけた場所に到着すると、そこへ凌牙玲花がやってきたが手がかりはない。
とくに何もないはずだったが、飛羽真の耳には人々の助けを求める悲鳴が聞こえる。
飛羽真が悲鳴の聞こえる方向を〈〉で切り裂くと通路が姿を現し、3人は通路を通り⦅メギドのアジト⦆にたどり着く。
⦅メギドのアジト⦆では『アルターライドブック』にされた多くの人々が保管され、助けを求めて悲鳴をあげていた。
すると待ち構えていたカリュブディスが大きな口を開き、飛羽真たちの目の前で保管されている全ての『アルターライドブック』を食べつくす。
そして隣に立っているソフィアそっくりの“世界をつなぐ存在”の模造品をも食べてしまう。
カリュブディスが戦いの場を移してクロスセイバーデュランダルサーベラと戦い、劣勢になったところにストリウスが加勢にやってくる。
ストリウスセイバーたちに攻撃をしかけ「今です!」と合図をするとカリュブディスストリウスを食べる。
するとカリュブディスの体が崩壊して、中から黒い『ワンダーライドブック』を持ったストリウスが現れた。
ストリウスは「私は全てを知った…。物語の結末は私が決めます!」と叫んで姿を消す。
飛羽真は「…なんだったんだ。今のは…?」とつぶやいた。

 

ノーザンベースのホール

 芽依が『WONDER STORY』を手に取り「絵本がまた1ページ増えてる」とつぶやくと、倫太郎はルナが「世界が終わっちゃう…」とつぶやいたことを知らせた。

サウザンベースの地下墓地

 並べられた4つの棺を前にストリウスが黒い『ワンダーライドブック』を開くと、棺が引いて中から“何者か”が出て来る。
ストリウスが「さぁ始めましょう」とつぶやくと、飛羽真たちが作った防御壁が壊れて〈ワンダーワールド〉の侵食が再開した。
ソフィアから侵食の再開の知らせを聞いた飛羽真たちは慌てて出て行く。

月刊グリム編集社

 芽依が務める雑誌社の編集長の白井 ゆきが窓の外に出現した巨大な『本』を見て驚くと、他の編集者は「別に…何も見えないっすけど」と答える。
上條が『目次録』を手に入れようとして起こした“異変”の影響で〈ワンダーワールド〉が見えるようになった人々には出現した巨大な『本』が見えるが、そうでない者には見えないようだ。

街中

 『本』が開いて侵食が始まると、それまで見えていなかった人々にも突然目の前の景色が消えるという異様な様子が見えるようになり逃げ出す。
『本』が出現した場所にいた人々は〈ワンダーワールド〉に転送されてしまった。
倫太郎が『ブックゲート』を開いて転送された人々を助けに行こうとしたがゲートは壊れてしまう。
そのとき飛羽真にはシミーに襲われる〈ワンダーワールド〉に転送された多くの人々の悲鳴が聞こえた。
一方そのころルナは「私が飛羽真と会えば世界は救えるかもしれない…」とつぶやくが、そうすると飛羽真は仲間と離れ離れになってしまうと悩む。
そしてルナの体に衝撃が走り、体が消えかかる。
同じころ ユーリの体が消えかかるのを見た飛羽真は驚くが、ユーリは「ワンダーワールドが崩壊しかけている影響だ」と冷静に分析し、「俺は光の剣があるから心配ない」と言う。
尾上大秦寺は目を併せてユーリの言葉に疑問を感じていたが、ユーリは構わず『目次録』と“始まりの5人”が手にした力を手に入れて『全知全能の書』に匹敵する力を得たストリウスを警戒する。
飛羽真が異変を止めるためにもストリウスの手にした『本』を取り戻さなければならないと言いかけたところにストリウスがゆっくりと歩いてやって来た。
ストリウスは黒い『グリモワール』を開いて仮面ライダーストリウスに変身し、この世界の終焉は荘厳で美しくなくてはなりませんと前置きして「物語の結末は私が決めます」と言った。

グリモワール!
WHEN THE HOLY SWORD
AND THE BOOK INTERSECT
REWRITE THE WORLD
OPEN THE GRIMOIRE
THE END OF THE STORY!
KAMENRIDER STRIUS!

対する飛羽真たちもクロスセイバータテガミ氷獣戦記ゴールデンアランジーナ玄武神話ヘンゼルナッツとグレーテルエックスソードマンに変身して挑むと、仮面ライダーストリウスドゥームズドライバーバックルに差しこんだ『グリモワール』を2度押し込んで4人の影を呼び出す。
現れたのはマスターロゴス(イザク)に排除されたはずの四賢神
ストリウス⦅サウザンベース⦆に安置されていた四賢神を全盛期以上の力を与えて復活させていた。
四賢神たちは仮面ライダーに変身してセイバーたちに挑む。
冴えわたる四賢神たちの剣技。
エスパーダエックスソードマンを相手にするロード・オブ・ワイズ ディアゴ
エスパーダが同じ攻撃で斬り返されてしまうことに驚くと、スラッシュロード・オブ・ワイズ ハイランダーと戦いながら自分たちの剣技は賢神たちが作ったものだと教えてバスターと共に斬り飛ばされる。
それでもセイバーは「俺たちは負けない!」と叫んで必殺技【刃王クロス星烈斬】を繰り出すが、ロード・オブ・ワイズ クオンに受け止められて同様の攻撃を返されてしまう。
ブレイズロード・オブ・ワイズ スパルタンに斬り飛ばされ、地面に倒れる。
すると上空に浮かんでいた仮面ライダーストリウスが「どうです? 堪能していただけましたか?」と挑発して地上に向けて攻撃をしかける。
セイバーは〈〉を拾いあげて【クロス星烈斬】で迎撃しようとしたが、辺り一面大爆発が起きる。
降りてきた仮面ライダーストリウスは変身がとけて地面に倒れる飛羽真たちに「2000年かけて作り上げてきた この文明、そしてこの世界も壊れるときはほんの一瞬です。あぁなんと美しい…」と語り掛ける。
飛羽真が「俺たちで…必ず止めてみせる…」と答えると、仮面ライダーストリウスは「それではこういうのはどうでしょう」と言って『グリモワール』を2回押し込んで巨大な剣を顕在させ、多数の剣が刺さった巨大な塔が出現し、〈ワンダーワールド〉が真っ赤に染まる。
そして仮面ライダーストリウスは「待ってますよ、私の英雄」と言い残して四賢神と共に姿を消す。

未来は変えられる

ホール

 ⦅ノーザンベース⦆に戻った飛羽真たちに芽依が応急処置をし、尾上ストリウス四賢神に手も足も出なかったと悔しがる。
するとユーリが〈ワンダーワールド〉の崩壊はその力によって生み出されたもの全てに影響を及ぼすと知らせ、いずれ『ワンダーライドブック』も力を失うと説明する。

ユーリ、ホントよく知ってるわ(笑)

子供や“大きな子供”たちにも分かるように説明する人は必要だから
字幕等で説明出しても味気ないでしょ

『ワンダーライドブック』が力を失ってしまうとストリウスを止めることができずに世界は崩壊してしまう。
倫太郎が絶望していると、賢人が「未来は変えられる」と言って飛羽真やみんな、人の強さを信じると檄を飛ばす。
「人の想いがこの世界や未来を創るんだろ?」という賢人の言葉に皆の気持ちが切り替わる。
飛羽真は この世界に生きる人々すべてに大切な人がいて それぞれの物語を紡いでいると言い、その物語をここで終わらせるわけにはいかないと気合を入れる。
しかしストリウスの手にした力は強大で、残された時間はわずか。

決戦前夜の物語

伝達

 凌牙玲花⦅ノーザンベース⦆のリベラシオンで実戦形式の鍛錬をしているところに倫太郎がやってきた。

精神と時〇部屋みたいなところね(笑)

鍛錬を中断した玲花が近寄り「なんの用ですか?」と尋ねる。
答えに困っている倫太郎に凌牙が「いつだ?」と助け船を出す。
倫太郎は「明日の夜明けです」と答え、2人に深々とお辞儀をして去って行く。
「お兄様…」と声をかける玲花凌牙は「鍛錬を続けるぞ」と応えた。

役割

 大秦寺はこの場にある〈聖剣〉を全て明日の夜明けまでに調整することにした。
それが今の自分の役割だと言うと、尾上は自分たちが駆け出しの頃は上條隼人に散々面倒見てもらったと振り返り、今度は自分たちが飛羽真たちの未来を切り開いてやりたいものだとつぶやく。
ソフィアが笑顔で「そうですね」と声をかけたとき、突然ソフィアが地面に倒れこんで体が透ける。
ユーリは〈闇黒剣〉をソフィアの側に置いて結界を施すと、ソフィアの体が元に戻る。
ユーリソフィアに〈闇黒剣〉を渡して振り返り、皆に見えないようにして自分の手が消えかかっているのを確認した。

理由

 川のほとりで佇むのもとに賢人がやってきた。
背後から「一人なのか?」と尋ねる賢人
デザストが遺していった〈無銘剣〉と『デザスト』『アルターライドブック』を持っている。
賢人が「俺たちのところに戻ってこないか?」と尋ねると、は背中を向けたまま〈無銘剣〉を地面に刺して「俺は俺の道を行く。でも…」と言ってデザストが最期に残した「お前はそのままでいいんだよ」という言葉を思い返して「世界を終わらせちゃいけない理由ができたんだ」と笑顔で答える。
賢人は微笑み、の背中に向けて「そうか」と言葉をかけて去って行く。

食卓

 尾上は帰国した妻 春香と息子そらと食卓を囲んでいる。
尾上が突然帰国した理由を尋ねると、春香は「無性にそらに会いたくなって…。もちろん亮ちゃんにも」と答えた。
そらが「父上 照れてる」と冷やかすと、尾上は口に含んだお茶を噴きだした。笑顔あふれる食卓の風景がそこにはあった。

決意

 賢人の居所のある屋上から街を見下ろしている芽依のもとに倫太郎がやってきた。
芽依は振り返って「何もできないかもしれないけど…」と言って、倫太郎の手を握り「うちも一緒に行くから!」と決意を表明する。
倫太郎は「ダメです!」と言って芽依の手を握り返し、「今回は待っていてください」と頼む。
芽依が「…それって?」と尋ねると、倫太郎は「この戦いが終わったら聞いて欲しいことがあります」と答えた。
芽依はうなずき、「…わかった」と微笑む。

なんかいい雰囲気出してたけど…
「またエクレアを買って来てください」だろ(笑)

再会

 約束の木の下に座り込む飛羽真
そこへ賢人がやってきて「お前もここか」と声をかけ、飛羽真の隣に座って笑う。
一方「私、どうしたらいいの?」と悩み続けて歩いていたルナが膝を抱えて座り込むと、そこは約束の木のそばだった。
ルナに気づいた飛羽真が「ルナ!」と声を掛ける。
ルナは一瞬笑顔を見せたが、すぐに思い直してその場を立ち去ろうとする。
飛羽真賢人は慌てて後を追う。

呪い

 そのとき突然飛羽真が「お姉ちゃん!」と叫ぶ。
賢人が「お姉ちゃん?」と混乱すると、飛羽真賢人の肩を掴んで「賢子お姉ちゃん! 僕の顔忘れたの?」と言って賢人に目配せをする。
ルナが立ち止まったことを確認した賢人は「…ああ! そう、そうそうよね忘れるわけないわ飛羽子!」と話を合わせる。
飛羽子は「私が必ずお姉ちゃんの呪いを解いてみせる!」と叫ぶと、賢子は「…私、呪いをかけられてるの?」とつぶやいて自分の役割を考える。
飛羽子が「そうよ! カエルの魔女の呪い…」と答え、「スキップが下手になっちゃうのよ」と言って賢子の役割を説明する。
ルナが2人の様子を不思議そうにながめていると、飛羽子賢子に“下手なスキップ”を要求し、賢子が下手なスキップを披露する。
そのときルナは15年前と同じ動きをしている2人を見て、楽しい記憶を思い出す。
そしてルナが2人に近寄って行くと、ルナが大人の姿に変わっていく。
ルナが戻ってきたのを見た飛羽真賢人は笑顔になり立ち上がる。
ルナが「ねぇ、それってどんなお話なの?」と尋ねると、飛羽真賢人は笑顔で駆け寄る。
飛羽真ルナに触れて「呪いが伝染しちゃう!」と言ってルナにもスキップを要求する。
3人で楽しくスキップをして遊ぶ姿は15年前と何も変わらない。

約束

 約束の木の下に座ったルナは「私…どうしたらいいか、わからない」とつぶやく。
飛羽真には会いたいけど、会ってしまうと飛羽真はこの世界から消えて皆と離れ離れになってしまう。
でもこのままでは世界が終わってしまう。
止めるためには飛羽真が〈ワンダーワールド〉の力を手にしなければならない。
そしてルナが自分は人間ではないようだと泣き崩れる。
すると飛羽真賢人は顔を合わせて笑った。
「なんで笑うの?」と尋ねるルナ飛羽真は「ルナはルナだよ」と答え、「それにほら、俺消えないよ」と言って笑う。
飛羽真が「全てはこの場所から始まったんだ」とつぶやくと、賢人が「楽しかったな。いつもここで」と振り返り、ルナが「本を読んだり飛羽真が作る物語を聞いてた」と続ける。
そして飛羽真は15年前の“異変”を思いかえし、立ち上がって振り返り「ゴメン」と頭を下げて謝る。
飛羽真は あのとき自分が約束を破っていなかったら、些細なことでケンカせずに3人で約束した場所に行っていたらと後悔している。
ルナは近寄り 頭を下げたままの飛羽真の体を起こして「飛羽真のせいじゃない」と声を掛け、「あれは私が私だったから起きた出来事だから」と答える。
飛羽真は「いやでも…」と言いかけるが、ルナは「それに…もう一度見つけてくれたでしょ? 私のこと」と言って「ありがとう」とお礼を言った。
「俺は…俺は…」と言って涙を流す飛羽真を見て、ルナは笑顔で賢人を振り返る。
賢人が近寄ってくるとルナは「約束」と言って小指を立て、賢人が小指を併せる。
ルナは「これからは3人…ずっと一緒」と笑い、飛羽真は「ああ…約束する。3人ずっと一緒だ」と言って小指を合わせた。

準備

 ストリウスは「神山飛羽真…」とつぶやいて『グリモワール』を開き、結界を発動させる。
多くの剣が突き刺さった塔の周りに無数のシミーが湧き出し、ストリウスは「この物語を美しく終わらせるにはあなたが必要です」とつぶやく。
 そのときルナが“異変”を感じとり 体が光る。
崩壊しかけている〈ワンダーワールド〉の影響がルナにも及んでいるようだ。
飛羽真は「ルナはここで待ってて」と言い、ストリウスを倒して“異変”を必ず止めるからと約束した。

夜明け前

 ⦅ホール⦆で〈聖剣〉の最終調整をする大秦寺ソフィアが2階から見つめ、額に入った一枚の写真を取り出す。
そこにはソフィアと炎の剣士 上条大地、闇の剣士 冨加宮隼人が写っている。
ユーリはどこかを歩きながら何かを決意した表情を浮かべ、デザストと過ごした川のほとりで〈無銘剣〉と〈風双剣〉の二刀流でトレーニングをしている。
尾上は無邪気に眠るそら春香と眺め、倫太郎は芽依が作った“仲間の証”のバッチに触れて決意を固めて歩き出す。
ベルトを腰に装着して〈聖剣〉を手に歩く倫太郎尾上大秦寺ユーリ
そこに飛羽真賢人が合流する。
倫太郎飛羽真に〈火炎剣〉を渡し、大秦寺賢人に〈雷鳴剣〉を渡す。
歩いて行く6人に凌牙玲花、そしても合流して最終決戦へと向かう。
そして夜が明けた。

最後まで読んでいただき ありがとうございました


これまでの内容を思い出す手助けになれば幸いです↓


なるべく短くしたつもり版はこちらからどうぞ↓

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