切符に関して

30km/h以上の速度超過(高速道路は40km/h)や無免許運転、ひき逃げ など比較的重い違反に対しては赤い紙(告知票・免許証保管証)が。
30km/h未満の速度超過(高速道路は40km/h)や一時停止違反 など比較的軽い違反に対しては青い紙(交通反則通告書 通称青切符)が交付される。
2026年(令和8年)4月1日
自転車に乗っている16歳以上の人に対しても交通反則通告【青切符】制度による取り締まりが始まります。
自転車で交通違反を繰り返すと、※自転車運転者講習を受ける必要があり、運転免許を持っている人が自転車に乗っているときに重大な事故や違反をすると、運転免許停止の可能性があるようです。
※自転車運転者講習
危険な違反や事故を3年以内に2回以上行った者に都道府県公安委員会が受講を命じる
↑(危険な違反の種類については警視庁のホームページに移動します)
受講時間 3時間
手数料 6,150円
受講命令に従わなかった場合は5万円以下の罰金
交付
違反者には青切符と反則金の納付書が交付され、違反したことを認めるなら、取り締まりを受けた日の翌日から原則7日以内に納付書を銀行や郵便局に持参して反則金を仮納付する。
仮納付した場合
取り調べや裁判を受けるために出頭する必要がなくなり、起訴されず【前科】がつくこともない
仮納付しなかった場合
青切符に指定された期日に交通反則通告センターに出頭して反則金の通告書と納付書の交付を受け、翌日から原則10日以内に納付すれば、仮納付したときと同様に起訴されない。
(出頭できない場合は通告書と納付書の郵送も可能)
納付しなかった場合
刑事手続きに移行する
「自分は違反していない」と主張する場合は反則金を払わず裁判を行うことに。
起訴されて【有罪】となった場合は罰金を納付し、【前科】がつく。
反則金(予定)
ながら運転 12,000円
遮断踏切立入 7,000円
歩道通行・逆走 6,000円
赤信号無視 6,000円
点滅信号無視 5.000円
一時不停止 5,000円
イヤホンで音楽 5,000円
無灯火 5,000円
整備不良 5,000円
並んで走行 3,000円
2人乗り 3,000円
6歳未満の子供を2人、自転車に設置した幼児用座席にそれぞれ乗せて走る場合、運転者が16歳以上であれば、2人乗りの例外として認められます。
6歳未満の子供を背中に‟しっかり固定して”自転車を運転することは認められるが、抱っこは禁止。
6歳未満の子供2人のうち1人を幼児用座席に乗せ、1人を背中に‟しっかり固定”して自転車を運転することは認められるが、6歳未満の子供2人を専用の幼児用座席に乗せ、3人目を背中に‟しっかり固定”して自転車を運転するのは禁止。
16歳以上の人が小学生未満の子供を自転車に乗せて運転できるのは2人まで
しっかり固定しておんぶはOKだけど、抱っこはNGってことかな
幼児用座席に座らせても、ヘルメットを着用させる義務はあるけどね
16歳未満の人は ながら運転をしようが、信号無視をしようが、8人乗りをしようが、青切符の取り締まり対象にはならないってことよねぇ
ただし、すっごく もの凄~く怒られるだろうけど(苦笑)
ニ段階右折
車道を走る自転車が右折するときは二段階右折をしなければならない。
ニ段階右折が禁止されている交差点があるものの、ソレは原付バイクの話で、自転車はニ段階右折。
唯一の例外として、事故などの際に警察官が交通誘導をしている場合はその指示に従ってニ段階右折をしなくてもいいようです。
もちろん、車道ではなく自転車が通行可能な歩道を走っているときは歩道をそのまま右折しても大丈夫。
ただし、右折した途端に車道を逆走することになる場合があるのでご注意を。
ニ段階右折の違反は3,000円(予定)
歩道通行
「常に歩道を走れば、ニ段階右折の問題はない」となりそうですが、【自転車通行可の歩道】以外の歩道は基本的に通行することが許されていません。
ただし、自転車で【自転車通行可】ではない歩道を走っただけでは指導警告(注意される)だけで、青切符の取り締まりの対象とはならない予定ですが、スピードを出して歩行者を驚かせたり、警察官の指導警告に従わずに歩道を通行しつづけたりすると、取り締まりの対象になることも。
違反すると、6,000円(予定)
常に車道を左側通行していれば問題はないかと。
一時停止
自転車に乗っていて、意外と違反していることに気づかないのが一時停止義務違反。
25年以上前、原付バイクにのっていたとき、目の前で白バイが取り締まりをしているのが見えたから、一時停止線の手前でこれ見よがしに片足を付いて停まったけど、「おしい!両足をつかないと停止にはならない」と捕まったからなぁ
「しっかり停止すれば、両足じゃなくてもいい」って聞くことがあるけど、そのあたりは取り締まる警察官個人の裁量に委ねられているのかな?
一時停止の違反は5,000円(予定)
個人の勝手な印象
反則金
16歳以上で未成年のお子さんを持つ親御さんは反則金がなかなかの金額になる可能性があるかも。
友達を乗せて2人乗り(3,000円)して、
他の友達と自転車で並走(3,000円)し、
通行を許されていない歩道を逆走(6,000円)。
スマホの画面をみながら(12,000円)、
華麗に信号無視(6,000円)
締めて30,000円也!
反則金って加算されて交付されるもの?
合計される可能性はあるはず。
多分・・・。知らんけど(苦笑)
警察に聞いてみよう
気になったので、道端(?)の警察官に反則金が加算されるのかどうかを尋ねてみたところ、「ほとんどの場合は一番高い金額で青切符を交付することになるかと思いますが、場合によっては合計することがあるかもしれません。詳しくは警察署で聞いてみてください」とのこと。
警察本部の交通課に電話をして聞いてみたところ、(難しい話になりましたが、結局)「合計した金額の青切符を交付することはある」ということでした。
どのような場合に加算されるのかは「そのときどきの場合によります」だそうです。
そりゃそうでしょうけど・・・。具体例が欲しかった。
まだ取り締まりが始まっていないから、具体例は挙げにくいんじゃない?
取り締まる警察官個人の判断に任される場面は多いだろうし
ちなみに
一時停止について、取り締まりのために(?)路上に停止していたパトカーに近寄り、乗っている警察官2名に尋ねたところ、「しっかりと停止したかどうかが問題になるだけで、何本の足をついたのか、について今まで聞いたことはありませんね」だそうな。
・・・???
なんで30年前の俺は切符を切られた!?
「おしい!片足をついただけではダメで、両足をつかないと停止したことにはならない」と白バイ隊員に言われたのは絶対に間違いない!
ホント、そういう恨みだけはよく覚えてるよね(笑)
恨みというか、《そうかぁ》と鮮明に覚えているだけ
交通安全週間の期間中で取り締まりのノルマがあったとか?
今と違って、ネットで調べるなんて出来なかったからなぁ
こういうときに反則金を支払わず、裁判になるのかな
停止したという証拠がないから勝てないだろうけど(苦笑)
っていうか、5,000円+α損した気がする!!
+α?
免許更新のときにゴールド免許じゃなかったから、そのときの講習時間
詐欺
警察官が取り締まり対象者の身分を確認する場合「相手が未成年であれば、保護者の連絡先を確認をする」そうですし、16歳の子が青切符を切られても、親には言わないことはありそうな話。
反則金の納付時期を過ぎると刑事手続きに移るので、「納付期限が過ぎそうな場合に警察から保護者の方へ連絡をすることはあります」とのこと。
場合によっては【前科】がつく上にお金の話だし、警察官を名乗る詐欺が増えそう・・・。
「お子さん(お孫さんが)自転車に乗っていて」みたいな。
そんな場合は「警察官を名乗る相手に氏名と所属する警察署や部署を尋ねてください」とのこと。
出来れば、今 手が離せないので こちらからかけ直しますとでも言って一旦電話を切り、自分で調べた警察署(警察本部)の電話番号に電話をして、本当にその警察官が存在するのかどうかの確認が出来ればベスト。
で、実際にそういう違反があったのであれば、「どうすればいいのか?」を尋ねる。
なかなか冷静にはなれないかもね
とりあえず、お金の話をする警察からの電話は全て詐欺と決めつけていいでしょ。
警察からの電話だった場合でも、本物の警察官かどうかの確認をすることは問題ありませんので。
まぁ、ほぼほぼ詐欺でしょうから、お金の話をする警察からの電話は無視してもいい、かと。
最近は「NTT」やら「厚生労働省」を名乗る自動音声の電話が留守電に残っていることがありますが、留守電では番号の1を押せない(笑)
知らない番号からの電話は全て無視して、留守電のメッセージを聞いてから対応するのが正解かもしれませんね。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました