
ワタシは現在、〈高血圧〉の〈慢性腎臓病〉で〈慢性大動脈解離〉というオマケが付いています。
毎日 血圧を下げる薬を飲んでいますが、突然左右どちらか片方の視界が真っ暗になったり、真っ白になったり、ひどい場合は立っていられなくなることがないことはない。
さすがに両目とも同時に真っ暗になったり、真っ白になって見えなくなることはないのですが、突然左右の視点があわなくなって目の前が二重に重なって見えることはあります。
片方が真っ暗になったり、真っ白になったときはその目を閉じればいい。
二重に見えるときはどちらか片方の目を閉じれば問題ないのですが、車やバイクの運転なんかは遠慮しがちになります。
というか、実際許してもらえていませんが(苦笑)
当然でしょ
そんなワタシでも自転車には乗ることができる(許されている)。
車やバイクとは違い、自転車の場合は異変を感じたとき、すぐその場で降りて停まることができますからね。
道路交通法
2024年(令和6年)11月1日に施行された改正道路交通法。
自転車の【ながら運転】や【酒気帯び運転】の厳罰化が整備されると騒がれたものです。
施行から10か月経過しましたが、まだスマホを手にしながら自転車に乗っている人をみかけることはあります。
携帯電話等を使用、または画面を見ながら自転車を運転
6か月以下の拘禁
または10万円以下の罰金
携帯電話等を使用、または画面を見ながら自転車を運転して交通の危険を生じさせた場合
1年以下の拘禁
または30万円以下の罰金
※拘禁刑 令和7年6月1日施行
作業が刑罰の本質的な要素だった懲役刑とは違い、改善・更生のために必要な作業を行わせたり、必要な指導を行うことができる
市中引き回しのうえ打ち首獄門の刑や島流しの刑は別として、まさか、懲役刑と禁固刑がなくなるとはねぇ
《なんでもかんでもアメリカの真似をすればいい》という感じがして私は嫌だけど
(打ち首獄門は無視ですか・・・)
刑務所生活の自由度が高いと再犯率も高くなりそう
更生のチャンスを与える意味では良いけど、被害者側からすると納得いかないかもね
そのうち全室冷暖房完備・テレビ付 なんて刑務所もでてくるかも
たまにみる
近頃 異常に熱いこともあり、日傘を自転車に固定しながら運転している人をみかけることもあります。
今は警察官が見逃している場合もあるだろうけど、再来年の2027年(令和8年)4月1日からは5000円の罰金の対象となる予定
《傘や日傘を自転車に固定していれば、‟ながら”じゃないから大丈夫》と思っている人はいるだろうね
そもそも、‟ながら”かどうかじゃなくて、普通に道路交通法に違反してるっぽいんだけど
普通は道交法なんて知らないって
と、エラそうに言っている俺も、調べていなければ知らなかったけど(苦笑)
道路交通法第55条第2項
車両の運転者は、運転者の視野若しくはハンドルその他の装置の操作を妨げ、後写鏡の効用を失わせ、車両の安定を害し、又は外部から当該車両の方向指示器、車両の番号標、制動灯、尾灯若しくは後部反射器を確認することができないこととなるような乗車をさせ、又は積載をして車両を運転してはならない
自転車が歩道を通行する際に傘や日傘が歩行者にあたるかもしれないし、ちょっと風が強い日なんかは風にあおられてふらついて危なそうです。
まぁ「金なら腐るほどあるから、どれだけ被害が出ようと、全てを金で解決できる!」とおっしゃるのであれば、余計なお世話でしょうけど。
レアケース
一度だけ三輪バイクに乗ってハンバーガーを食べながら運転している人を見ましたが、食事を摂る時間も惜しいくらい忙しかったんですかねぇ。
以前、三輪バイクに乗った人が交差点を曲がって行くときに何かを落とし、ワタシの目の前にシャーっとスマホが滑ってきたので、車に踏みつけられないように拾い上げて その場にある少し高い場所に置いてきたのですが、気になったので戻って交番に届けたことがあります。
交番でそのスマホに電話がかかってきて警察官が対応していたので、無事持ち主のもとに戻ったことでしょう。
全く同じ場所で同じような体形の同じような三輪バイクに乗った人が同じような態勢で交差点を曲がって行く。
ハンバーガーを食べながら交差点を曲がって行く姿を見たときは《食いながらかよ!またスマホ落とすなよ》と思い、顔がニヤケて爆笑するのをこらえました。
危ないから笑いごとじゃないと思うけど
何事もなかったはずだから、笑いごとで済ませていただきたいけど・・・ダメ?
青切符
2026年(令和8年)4月1日からは交通反則通告【青切符】制度による自転車の取り締まりが始まるようです。
交通反則通告制度
対象となるのは16歳以上
比較的軽微な違反の場合は反則金を納付することで公訴が提起されない
反則金の納付は任意だから、反則金を納付しないで刑事手続きによる処理を選択することもできる
例え裁判で勝っても 弁護士費用は基本自己負担だから、反則金を納付したほうが安く済むでしょうけど、「金の問題じゃない!」というのであれば、納付せずに裁判で決着をつけるしかありませんね。
たしか、国選弁護人なら弁護士費用は国が負担してくれるでしょ
勝てば裁判費用も国の負担になるわけだし、お金はかからないんじゃない?
国と争うのに‟国選”弁護人よ?
刑事裁判が得意な弁護士さんを選んでくれるのかなぁ・・・
【青切符】の導入までまだ時間はありますが、電話がかかってきたりLINEがきたので停まったのに、うっかり話しながら走り出したり、画面を見ながら走りだしたりして、‟ながら”運転にならないよう気を付けたいところですね。
そういえば最近よく自転車の酒気帯び運転で捕まったニュースを見る気がするなぁ
最後まで読んでいただき
ありがとうございました