みなさん素敵な闘病ライフをお過ごしでしょうか?
初めてご覧いただく方は始めまして。
そうでない方はご無沙汰しております。どうもニシンノスケです。
軽く自己紹介をしておきますと、ワタシは〈高血圧〉が原因で大動脈が裂けた通りすがりの〈高血圧で慢性腎臓病〉患者です。
大動脈が裂けている範囲は…全部らしいのですが、大動脈瘤というコブが大きくなり、心臓を出たあたりからカーブしている大動脈弓あたりまでを人工血管に置換する手術を終えています。
回顧
いや~12時間を超える手術を終えて4年…が経ち…ま…した?
4年かな? 3年?
手術を終えてすぐ令和になったから…3年かな
あ~~、多分3年が経ちました。病室のベッドの上で「新しい年号は何になるのか」なんて話題で盛り上がるお昼の番組を「どうでもいいけどなぁ」と思いながら見ていたものです。
‟場合によっては”新しい年号は関係なかったので…。
長かったような短かったような3年です。入院中は「ああだこうだ」と文句ばかり言っていた“らしい”のですが、ワタシは一切記憶にございません。毎日仕事終わりにお見舞いに来てくれるパートナーに病院食の文句を言った覚えはあるのですが…。
裂けた大動脈の欠片みたいなものが脳まで流れているということでしたので、記憶にないのはそのせいでしょう。そうに違いないです、はい。都合が悪いことは脳梗塞のせいにしておきます(笑)
幸いにも詰まった部分が記憶や言語に関わらない部分らしいのですが、実際のところはどうなんだか分かりません(笑)
食事制限
闘病ライフとは言ってもワタシの場合は腎不全が悪化して人工透析することをなるべく遅らせるためにタンパク質と食塩の摂取を控えるという食事制限をするだけなので、大したことではありません。
世間には大変な闘病生活を送っている方もいらっしゃるので、ワタシなどまだまだ極わめて軽度の闘病生活だと言えるでしょう。…言えるでしょ?
本来はカリウムやリンなども気にしなければならないようですが、「とりあえず食塩を控えればカリウムやリンも自然と制限できるはずです」という管理栄養士の先生の指導を受けたので、無知なワタシはその言葉を信じるのみです。
食事制限という軽度の闘病生活を送っているはずのワタシではありますが、無性にお店のラーメンや成分表記のない食べ物が食べたくなるものです。
3年に及ぶ食事制限を経て、〈美味しいものは塩分で出来ている〉というのがワタシの持論となりました。
今改めて入院する前に食べていた物の成分表記を見ると驚きますし、表記のないものもまだまだ多いのですが、美味しければそれは食塩が高いのだと思います。
ただし、塩分が高いもの全てが美味しいとは限らないのですが(笑)。
今後何十年も人工透析をすることは避けたいので今は我慢していますが、「もうどうでもいいや」と投げやりになるのと体内に収納できる人工腎臓が実用化されるのとではどちらが先なんでしょうねぇ…。
参考までに
健常者の成人男性でも1日の食塩相当量摂取の目安は8グラムで、女性だと7グラム程度だと管理栄養士の方に聞いた覚えがありますので、参考までに。
朝食を食べて昼にコンビニ弁当を食べるだけでも既に5グラム以上の食塩を摂っていることも珍しくないと思いますよ。
おまけとして1日に必要なタンパク質は体重によって異なるようです。気になる方は携帯やパソコンで【たんぱく質 計算】で調べれば出てきます。記事によって数値が異なるようですが…。
【喉元過ぎれば熱さを忘れる】とはよく言ったもので、退院当初は00.1グラム単位でも気にしていた食塩相当摂取量ですが、今ではそこまで正確には気にしないようになってしまいました。
晩御飯くらいは計量して作ることもあるのですが、毎日となると…ねぇ…。毎食毎食計量して作るなんて無理(※個人の感想です)なので、成分表記のない総菜を食べる機会も増えるってもんですよ。
もちろん「これくらいなら目標数値内で収まっているはず(願望込み)だ」という“自分なりの”最低限の目安はありますが、元々いい加減な性格ですので 果たして守れているやら いないやら。もはや日課となった朝晩の体重測定と血圧測定で目立った急激な変化はないと自負しておりますので、守れているのでしょう…多分(笑)
現状とか
現状ワタシの場合 大学病院での定期健診は年に1回ですが、今年も無事(?)終えました。心臓の弁から少し血液が逆流しているらしいので全く無事という訳ではないのでしょうが、呼吸が苦しかったり足がむくんだりしていないので問題ないようです。
前回の来院から1年以上経過すると新たに必要事項を書き直さないといけないので、1年が経過しないように毎年少しずつ来院の日程が早くなっているのは先生のお心遣いだと感謝しております。ありがたやありがたや
今年も去年に引き続き新型コロナが蔓延している中ではありましたが、相変わらず大学病院は大盛ky…多くの人が来院されていました。ただ「さすが日本人だ」と思うのは全員がマスクを着用していることでしょう。街中ですれ違う外国人観光客の団体は1人もマスクをしていないのがザラですからねぇ。国民性の違いってやつですかね。
こんな状況下での入院は誰とも面会できないので精神的に参ってしまうでしょう。手術を受けている患者のご家族が待つ控室の前を通ったのですが、果たして術後にどれだけの面会時間をもらえるのやら…。
入院に向けたアドバイス
今後個室に長期入院の予定がある方にアドバイスがあるとしたら、芳香剤を用意しておくといいかもしれません。
患者はずっと部屋の中にいるのでニオイに気づきにくいのですが、芳香剤を置いてみたところ、男女を問わず部屋に入って来た看護師さんのテンションが上がっていました(笑)
中でもカモミールの香りは好評でしたが、他の患者さんがいる相部屋の場合は遠慮するのが無難でしょうね。
あ。あとICUに入る予定のある方は絶対 耳栓が必須です。「ピピッ ピピッ ピピピピピー」という機械音がず~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っとあちこちから聞こえてきて正気を保てないかもしれません。
ICUの患者さんは ほぼ全員に意識がなく、ワタシのように普通に意識があるのにずっと居る方が珍しいのかもしれませんが…。
耳栓を持っていなかったワタシは寝ても覚めても聞こえてくる機械音に耐えられず、2日目くらいに「うるせぇ!」とキレてしまい、精神科の先生が召喚されました。
ICUの個室に移動させてもらえた上に看護師さんに耳栓をいただけたので何とかなりました(?)が、もっと早く耳栓が欲しかった…。
本来ICUは緊急で運ばれる場所ですから、ICUに入る予定なんて普通はないのかもしれませんが、予定があるようであれば是非とも耳栓を!
もし誰かがICUに運ばれた場合には、ご家族の方はその患者さんの容態が安定したら耳栓を持っていってあげてください。
ICUではなく普通に入院するだけでも耳栓があるのとないのとでは全然違いますので。
1日くらいの入院なら要らないだろうけど
血圧を下げたい
とりあえずコレステロールの値も危なくなってきているみたいだし、退院して10キロ程増えてしまった体重を元に戻さないといけません。
裂けている大動脈の都合で頑張って運動することは出来ませんので、3年ぶりに軽いジョギングでもしようかと思います。…思います。一応思っています。
適度な運動は血管を広げてくれるらしいので、下の血圧は下がるかもしれないという話でした。お分かりでしょうが「しも」ではなく「した」の血圧です。「しもの血圧」だと‟お元気そう”な感じがしますし、だったら無理に下げなくてもいいんじゃないかなぁ(笑)
高血圧のワタシとしては上の血圧を下げる方法を知りたいんですけどねぇ…。仕方がないのでとりあえず今日も朝に7錠、夜に4錠 いっときます。
そういえば世の中には‟血圧を下げる”系の商品ってあるじゃないですか?
ためしに“有効成分とされているもの”を主治医の先生に聞いてみましたが、「なんですかそれ?」と聞き返されました。中には医師の知らない“効くもの”が存在するのかもしれませんが…。
完全な同一条件下で摂取した場合と摂取していない場合とを比較することはできないので、自分が“効いている”と思えるのであればそれでいいんじゃないですかねぇ(※あくまでも個人の感想です)
【イワシの頭も信心から】ですよ。あれ? これって揶揄するような表現でしたっけ? まぁ信じる者は救われるってことです。飲んじゃダメなものは厚生労働省などの政府機関が販売を許可しないでしょう(笑)
ただし処方されている薬を服用している方は念のために医師や薬剤師さん等に確認された方がよろしいかと思われます。
それではみなさん ごきげんよ~
今日の一言
信じる者は〇〇〇
(〇〇〇の中にはお好きな言葉をどうぞ)
美味しいものは塩分で出来ている
最後まで読んでいただき ありがとうございました
次回「血圧測定と新たな飲み物!?」
前回「低たんぱく食品 商品比較その2」
前回の記事は1年以上前なんだねぇ(笑)
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