いつもの健診とカサブタと

手術後初の地下鉄

今日は大学病院での定期健診。
大学病院での定期検診は2回目です。
最初のうちは月1程度の外来で、その後経過が順調であれば3か月に1回、半年に1回と期間を空けて通院するようになります(人によるでしょうけど)

今回も予約が午前9時ということでバスでの通院となるのですが、外はあいにくの雨。
雨の日の通院は初です。
《どうせ雨だから遅れて運行するんだろ?》という予測(油断)があったので、いつもより家を出る時間が遅れてしまいました。
しかしこういうときに限って時間通りに来たりするもの。
信号で止まっていたら、目の前を乗るべきバスがす~っと通過。

こういうの『マーフィーの法則』っていうんだったかな

《あ。どうしよう・・・》次のバスを待っていては予約時間に間に合わない。
まぁ間に合わなくても問題はないのかもしれませんが、一応時間が決まっているのだから間に合うように行くべきでしょう。
ということで、今回は地下鉄での通院にチャレンジ!

地下鉄の駅までは普通にバスで。
バス停にして4つ程で、最初に入院した病院の最寄りのバス停と同じ。
よく考えると、通勤ラッシュの時間帯の地下鉄は初めての経験。
《もう退院から2か月近く経っているし、ある程度は体力も戻りつつある。何とかなるだろ》と思っていました。
が、地下に降りると予想通りといえば予想通りの人の群れ。

まずはワタシの乗るべき路線とは違う電車が3本程到着。
どの電車もギュウギュウ詰めで、皆さん無理やり乗り込んでいるご様子。
人は乗ったものの、手に持っている傘が電車からハミ出たまま出発した電車もありました。
《あの傘、外に出っぱなしだけど大丈夫か?》とは思いましたが、何かトラブルがあったというニュースはなかったし大丈夫だったのでしょう。

ワタシの乗るべき電車も例外ではなく、乗る前から座席は埋まっていて当然座れそうにはない。
もちろん今日もお守り代わりの〈杖ぇ~〉は持って・・・!? ない!
 傘を持ってきたので、杖は忘れてきたのです。
《今更戻るわけにもいかないし、もう退院して2か月経っているし、杖から卒業するいい機会かもしれない》ということでそのまま地下鉄でGO!

満員電車で知る回復度

杖のないワタシは〈普通にどこかに行く人〉で、座席を譲ってもらえる理由など何もない。
それどころか、電車は満員でつり革のないところに立つしかない。
ふらつくと周りの人に迷惑をかけてしまうという不安を抱えつつ電車が出発。
しばらく身動きが取れない状態が続きますが、なんとか足だけで踏ん張って停車・出発をやり過ごす。
その後 一番下車する人が多いであろうビジネス街や繁華街のある駅を過ぎると、さすがに少しだけ電車内に余裕ができ、つり革のあるところに移動できた。

これで一安心。
つり革があるだけでも安心感が段違い。
ちなみにこのときのワタシは手術後何かしらの衝撃で胸が開いてしまうのを防ぐために『バストバンド』と呼ばれるマジックテープで胸を固定するものを付けていたので、ゴルフスイングのように胸を開くような動きは厳禁でした。

つり革を持っても急停車のときに変な動きをすると危険かもしれない。油断は禁物だ。

その後電車は無事目的地に到着。
大学病院近くになってくると座席に空きが出たのですが、ワタシもすぐに降りるので座りませんでした。

もっと早く空いてくれれば・・・残念!

いつもと違う

大学病院には今日も相変わらずの圧倒的な“本日の予約数”が誇らしげに張り出してあります。

いつものように自動受付を済ませて目的の階へ移動し、採血の受付を済ませる。
そしていつもの血管に針を刺され、レントゲン撮影を済ませて先生の受診を待つ。
という一連のルーティーン。
そしていつものように「問題はないようです」と太鼓判をいただく。
もはやここまでがルーティーンかも(笑)

が、今日はちょっとだけ違いました。
手術で切ったところ(切り開かれた胸部)に出来たカサブタが剥がれ、その処置をしてもらうことになったのです。
そして先生から意外な一言。
「明日また来てください」

《え!?》まぁ「来い」というなら行かないではないのですが、《たかがカサブタのために?》と思ってしまいます。
さらにカサブタのためだけに処方箋を書いてもらい、大学病院近くにある薬局へ行くことに。
《たかがカサブタに大袈裟な!(笑)》と思いましたが、そうでもないようで。

今日の教訓

バスよりも地下鉄の方が通勤ラッシュの競争率は高い(※場所によるので逆もあり得る)

最後まで読んでいただき
ありがとうございました

次回「理想と現実

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