恒例行事

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みなさん素敵な闘病ライフをお過ごしでしょうか? どうもニシンノスケです。
今日は定期健診に行ったときの話をしようかと思いますよ。

自転車通院

今日は最初に入院していた救急指定病院へ定期健診に行く日。
すでに退院して1か月半程が経とうという頃。
病院自体に懐かしさは感じるのですが、ごく一部の印象深い人を除くと、看護師さんの顔と名前すらきれいさっぱり忘れてしまっています。

「言語や記憶など生活に支障が出るような影響はない」ということでしたが、〈大動脈解離〉の影響で 裂けた血管のカスだか血栓だかが脳に飛んで〈脳梗塞〉ではあるらしいので、そのせい ということにしておきましょう。
まぁそっちも「日常生活に影響はないでしょう」ということでしたが、最近なんだか忘れっぽくなったような気がする・・・。

今日もバスでの通院予定でしたが、バス停にして4つ程。
バスに乗るほどでもないし、天気もいい。
ということで、今日は自転車で通院してみることにします。

しばらく自転車にも乗っていなかったのでいいリハビリにもなるでしょう。
と油断していたのですが、思っていた以上にペダルをこぐのも疲れてしまう。
《こんな感じだったっけ?》と違和感しかない。
とりあえずフラフラした運転にならなかった(と思う)のは幸いでしたが、まだまだリハビリは必要なようです。

病院に到着したのは朝8時半でしたが、ロビーには患者さんが10人以上待機しています。
そのせいかどうかは分かりませんが、駐輪場には自転車がいっぱいで駐輪するのに苦労しました

そんなに大きな病院ではないし、かといって小さくもないけど、その割には駐輪場が狭すぎるんだよなぁ

いつもの定期検診

そしていつものように受付を済ませ、いつものように採血をしに行き、いつもの血管からいつもの量の血を抜かれ、いつものようにレントゲン撮影。
安定のお決まりコース。

なのに看護師さんや受付の職員の方の顔と名前に一切覚えがない。
これも脳梗塞のせい・・・ということにでもしておきましょう。
興味がないといえば興味がないんですけどね。
どうせ会うのは月に1回だし、向こうだって覚えてないでしょ(笑)

採血の結果が出るまでに時間がかかるせいか、50分程待たされます。
《いや、待てよ・・・。今日の採血はこの病院でワタシが一番だったはず。レントゲンもワタシが一番早かった。それなのに何人もの患者に抜かされる。何故だ!? さすがに待ち時間が長すぎないか? まさか忘れられてる?》としびれをきらせた頃、お呼びがかかりました。

採血の分析結果が出るのに時間がかかるし、採血もレントゲン撮影もしていない人が早いのは当たり前なんですけどね(笑)

「お待たせしましたぁ」
《ああ待ちましたともっ!》と思いつつ「あぁはい」と返事をしておきます。
「調子はどうですか?」
「えぇ、これといって変わりはないですね」
と貼りつけたようなお決まりの定型文をやりとりし、検査の結果を聞きます。

先生:「前回レントゲンを撮ったときよりも若干肺に水が溜まってますねぇ」
ワタシ:「え? 大丈夫でしょうか?」
先生:「まぁ気にするような量ではないんですけど、一応次回もレントゲン検査を入れておきましょうかね」

ということで次回もレントゲンの予約が入ってしまった。
もちろん採血もあるのだろう。
そして、いつもの血管からいつものように血を抜き取られるのだ。

31人分のエネルギー

そういえば、手術で30人分の輸血をしたのですが、そのせいで献血ができなくなってしまいました。
別に献血に積極的なほうではなかったのですが、「出来ない」と言われるとやりたいような気がするものです。
自分の血と合わせて31人分の血液が流れているというのは改めて考えると妙な気分です。

世間では「輸血をすると性格が変わる」なんて言われることもあるので多少心配しましたが、そんなことは一切ないようで(※個人の感想です)。
それとも“輸血で使った数が多すぎて誰の性格を反映するべきか判断がつかないだけ”とか? 
だったら自分の血液が一番多いんだから、性格はほとんど変わらないのかな。

今日の教訓

輸血しても性格はかわらない(かわることがあるのかな?)

記憶力の低下は脳梗塞のせいだ!(ということにしておく)

最後まで読んでいただき
ありがとうございました

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