魔法の言葉

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みなさん素敵な闘病ライフをお過ごしでしょうか? どうも。ニシンノスケです。
今日はね、大学病院の高齢者歯科・全身管理歯科に行った話をしようと思いますよ。
あくまでの全身管理歯科で、高齢者歯科ではない・・・はずです。

体力復活の兆し

たしかニュースでは「梅雨に入った」と言っていたはずなのに、あんまり梅雨っぽくない天気が続いていました。
まぁ切り開かれた胸部を固定する〔バストバンド〕なるものを装着していたワタシとしてはありがたいのですが。
本来であればムシムシするはずの季節にさらに蒸れる〔バストバンド〕を付けなければならなかったはずなので、不幸中の幸いともいえる。

バスでの通院も慣れたもので、もう魔法の〈杖〉はなくても何ら問題ない・・・はず。
《さすがに大学病院まで立ちっぱなしなんてことはないから大丈夫》と自分に言い聞かせます。

今回の予約は午前8時半。
いつもは午前9時の予約だったのでちょっと意外でしたが、いつものバスより1本早いバスに乗ります。
《いつもより1本早いからひょっとすると、座席が空いてたりする?》と淡い期待をしたものの、無情にも座席は空いていません。
〈杖〉がないので当然座席を譲ってもらえるわけもなく、多くの人が降りた停留所で座席を確保したものの、結局ほとんど立っていたのと変わりませんでした。
これで多少なりとも体力が戻ってきたという証明が出来たのです。そう思っておこう。

今日も巨大な建造物が誇らしげに“本日の予約数”を掲げて突っ立っています。
この光景も何度目だろう。いい加減見飽きた(笑)

今日は8時10分には到着し、いつもより20分程早いので自動受付もすぐ終わるかと思いきや、むしろいつもより患者さんたちが多く(見える)、いつもなら受付待ちのためにだだっ広いロビーにずら~っと並んでいる座席に座って並ぶところを今日は座席の数が足りずに立って待たなければなりませんでした。

受付開始が8時半なので20分は立っていたことになる。
結局受付を済ませたのは8時35分くらい。《ほとんどいつもと同じ時間。バスを1本早くした意味ないな》という無駄な発見と疲労を感じつつ受付を済ませます。

魔法の言葉

“全身管理歯科”の受付を済ませ、その後名前が呼ばれます。(毎月最初の診察のときには保険証の提示を求められますが、場合によっては限度額証明書も)
見慣れた担当の歯科医の先生に誘導され座席へ。

「変わりはありませんか?」
「えぇ、これと言って特に」
もはや定型文のような挨拶を済ませ、本日の治療。

《今日は確か前歯にかぶせ物をするはずだ》と思っていましたが、「前歯にかぶせ物をする予定でしたけど、その歯は普段あまり使っていないようですし、かぶせ物をするには隣の健康な歯を削らなければならないので、健康な歯を削ると それはそれで虫歯の原因ともなりますし、以前抜いた隣の歯が虫歯になっていますので、今日はその虫歯の治療をしたいと思いますがよろいでしょうか?」

なんだかよくわからないときは、とにかく魔法の言葉を発すればいいんです。
そう!ただ一言「お任せします」と。
久しぶりに歯が削られるが、その前に麻酔を少々。

もちろん歯茎の感覚はなくなりますが、唇と顎の感覚もなくなって腫れぼったい感じ。
うがいをすると口から水がこぼれて思わず笑ってしまいます。

そんなにガシガシ削られた感覚はないのですが、鏡を渡されて確認したところ、歯にポッカリと穴が開いています。
《こんなに!?》と思いましたが、「虫歯の深さはありましたけど、範囲は広くなかったのでよかったです」とのこと。
《いやぁ・・・いや!その歯、ほとんど無くなってるような気がするんですけど!!》と思いましたが、「そうですか」とクールにながした(つもり)。
実際には麻酔のせいで「ほうれふか」という言葉が出てきた。

「プラスチックを流していますが、麻酔が切れて痛むようでしたら金属の歯に変えますので、また予約を入れてください」とのこと。
なにやら助手のかたに教えながらの治療でしたが、先生の「ここで接着剤を使うと跡がわかりづらくなるから」という言葉に《接着剤?》と焦りましたが、助手のかたの「へぇそんな方法があるんですね。勉強になります」という言葉がやけに印象に残っています。

実際、治療後に鏡を渡されてチェックしたところ、《あら、なんだか自然な感じだわ♪》という感想で、詰め物をしたというよりも歯がキレイになったという仕上がりに大満足で今日の治療は終わりました。

そして歯科医の先生が「では次回は上の歯を抜歯しようと思いますが、翌日にも来てもらいたいのと、ちょっと長めに時間が欲しいので」とおっしゃる。

うん、よくわからない。そんなときはお得意の魔法の言葉をオミマイしておきます。
「お任せします」
歯科への通院はまだまだ続きそうです・・・

今日の教訓

わからないときは魔法の言葉「お任せします」と言っておけば間違いない…はず

最後まで読んでいただき
りがとうございました

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