歯のお手入れ通院
お食事中の方すみません。って食事しながら見ないよね?(笑)
今日は大学病院での高齢者歯科、全身管理歯科の日。
予定では歯石を除去する日だ。
もうこのコースでの通院も慣れ親しんだ感じで、バス停には見覚えのある顔もある。
雨さえ降らなければ足元に不安は感じないし、「先月いっぱいでバストバンドは外していい」という主治医の先生の許可も得ていたので、つり革を持っても不安はあまりない。
まだ筋力が戻っていないことが若干の不安を残すくらいだ(参考までに入院直後に測定した握力が58キロ。現在の握力が30キロ)。
今日もバスは盛況で座れるわけもなく、つかまる場所を探す。
地下鉄のように捕まる場所もない程には混んでいないのが救いだ。
急発進、急ブレーキの時にパッとつり革を持って耐えられるかどうか・・・。
態勢は耐えられても、首の下からお腹の下まで続く胸の手術跡がパカっと開いては意味がない。
まぁその心配はないだろう》という密かな心配(妄想)をしり目にバスは目的地へと進む。
もう『杖』もないので空いた座席を見つけたら自ら獲りに行くしかない。
そして今日も座席の確保に成功し、“大学病院まで50分間立ったまま”という危険は回避できた。
相変わらずの巨大な建物。
相変わらず“今日の患者数”が張り出してある。
見慣れた光景だが、バス停とは違い、さすがに患者の中に見慣れた顔はない。
全身管理歯科
いつものように自動受付を済ませ、いつもの高齢者歯科、全身管理歯科のある階へと向かう。
こちらはこちらで朝早いというのに予約の患者であふれかえっている。
ほどなく名前が呼ばれ私の番となる。
「今日は予定通り歯石の除去をしていこうと思います」。
《何かずっと歯石除去してる気がするなぁ》と思いつつ、いつもの先生のいつもの声を聴いていると、《このまま永遠に歯石の除去をし続けるのではないか》と妄想してしまう。
もちろんそんなはずはなく、「次回は抜いた歯の隣の歯が虫歯になりかけているのでその歯の治療をしましょう」とやっと“歯石除去”意外の言葉を聞くことが出来た。
が、今日は“いつもの”歯石除去。
溜まっていた歯石を取り除くためにキーンと鳴り響く機械音。
ガリガリと力づくで削り取る作業が続く。
素人目には鏡で見ても、きれいになっていて歯石がついているようには見えないが・・・。
「前回とったんですけど、また歯石が溜まってますからねぇ」という先生に気になっていた質問をしてみる。
歯のお手入れQ&A
私:「歯磨きが下手だから歯石が溜まるんですかね?」
先生:「いえ歯磨きは以前と比べると断然上手になっていますが、どうしても下の歯には唾液が溜まってしまって、それで歯石が出来たりするんですよ」
とのこと。
さすがに毎日歯科に通うわけにはいかないので、仕方ないだろう。
先生:「できれば歯間を糸で磨いてもらえるとそれも若干防ぐことはできるんですけど」
私:「じゃあ糸ようじ的なもので毎日ゴシゴシやればいいんですかね?」
先生:「いえ、毎日でなくてもいいんで。2、3日に1回程度やっていただけると」
なるほど。
それでは今日さっそく帰りに買って帰るとしよう。
《糸ようじといえば・・・『小林製薬の糸ようじ』か》

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と思いつつ…
キーン!ゴリゴリ!
1時間近く歯石を除去され続ける。
《確かに昔はたばこも吸っていたし、歯が黄ばんでいたかもしれないけど、そんなに私の歯って汚いのかねぇ・・・。パッと見はわからないけど》
もはや自動支払いでエラーを起こすこともなく本日も無事終了。
いつものようにバスに乗って帰る。
今日は忘れずに糸ようじ的なものを仕入れなくては。
ドラッグストアに入ると様々なメーカーのものが置いてある。
当然小林製薬のものもあったが100本入りのお徳用というものもあった。
中には使いまわせるタイプのものも!?
《・・・通常は自分しか使わないものでは?使いまわして大丈夫か?》と思ってしまうが、『歯科医推薦』という文字が目に入った。
まぁその商品だけを推薦するわけではないのであろうけれども、そう書かれると気になってしまうのでそれを購入。
見事にドラッグストアの罠にかかった気がしないでもないが、どれを買えばいいかわからないので、それはそれで助かったかもしれない。
患者が勝手に考えるこうであろう医学用語?(個人の感想です)
バストバンド
胸を開く手術をした患者があてがわれるバンド。
何らかの衝撃で手術跡が開かないように予防するもの。
正しい使用方法をしないと『腹巻き』のようになる。
季節によっては蒸れる、そして結構痛い。
洗濯するためには予備が必要かと思われる。
骨がくっつくまで2~3か月毎日つけ続けなければならない。
今日の教訓
毎食後歯を磨いても歯石はつく
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