心不全だった患者の免許更新

みなさん素敵な闘病ライフをお過ごしでしょうか? どうも。ニシンノスケです。
今日はね、免許の更新に行った時の話でもしようかと思いますよ。

 

例年は運転免許証の更新のために遠くにある運転免許試験場に行っていたのだが、今年は近くの警察署に行って更新することに。
別に何もしてはいないが、警察署に行くのはあまりいい気がしない。 
しかし実際入ってみると、案外のんびりとした雰囲気なのでビックリする。
余計なお世話だが、《警察がのんびりした雰囲気というのは、コレはコレで問題ないか?》と思ってしまう。
『開かれた警察、市民に親しまれる警察』を目指しているのならアリなのかな。

さて、ここからが問題。
更新手続きの用紙に必要事項を記入すると裏面に問題となる質問があった。

1. 過去5年以内において、病気(病気の治療に伴う症状を含みます。)を原因として、又は原因は明らかでないが、意識を失ったことがある。

2. 過去5年以内において、病気を原因として、身体の全部又は一部が、一時的に思い通りに動かせなくなったことがある。

3. 過去5年以内において、十分な睡眠時間を取っているにもかかわらず、日中、活動している最中に眠り込んでしまった回数が週3回以上ある。

4. 過去1年以内において、次のいずれかに該当したことがある。
・飲酒を繰り返し、絶えず体にアルコールが入っている状態を3日以上続けたことが3回以上ある。
 ・病気の治療のため、医師から飲酒をやめるよう助言を受けているにもかかわらず、飲酒したことが3回以上ある。

5. 病気を理由として、医師から、運転免許の取得又は運転を控えるよう助言を受けている。

 

救急車で緊急搬送され、その後病院で自分の意思とは無関係に左手の親指から順に折れ曲がっていき意識を失ってしまったワタシにはこの1と2が引っ掛かったので素直に質問欄にチェックを入れて提出する。

だってそういうのは素直に申告するべきでしょ?
何かあってからじゃ遅いし

すると受付の担当者が「この欄にチェックを入れられた方は場合によっては免許の更新ができないことがあります」と確認してくる。
《まぁそうなるわなぁ・・・》
当然といえば当然でしょう。

警察官:「運転免許試験場に確認したうえで場合によっては病院の先生の診断書が必要になりますし、場合によっては更新できないこともあります」

ワタシ:「はい」《やだなぁ。困ったなぁ・・・》

警察官:「今回が午前中最後の更新時間となりまして、視力検査や写真撮影、講習のビデオを見てもらうのですが、更新料の支払いをした後で万が一更新できないとなったときも払い戻しはできなくなりますが、運転免許試験場からの回答を待ってからにされますか?そうしますと受付は午後(13時以降)になりますが、どうされますか?」

ワタシ:「払っておきます」《マジか!? 更新できないのにお金はかえって来ないだと!! それは困るぞ》

動揺を見透かされないように大胆かつクールに「払っておきます」と答えておいた。

入口のすぐ隣にある“急造されたスペース”で22分ほどの講習ビデオを見終えると、担当の警察官がやって来て引っ掛かった部分の質問をされ、それをもとに運転免許試験場に問い合わせて審判が下される。

気になる結果は「医師の診断書をもらってきてください」とのこと。
1度だけとはいえ意識を失って体が動かなくなったのは事実だから、当然といえば当然か。
次回の定期検診の時にでも担当医の先生に診断書をお願いすることにしよう。
先生からは「運転してはいけない」と聞いていないし大丈夫・だ・・よ・・・ね?
そういえばいつも飲んでいる薬の備考欄に「運転は控えてください」って書いてあったような気がするけど・・・。
たしかに何日かに1度、数分間 視界がよくないこともあるしなぁ。

まぁまぁまぁダメならダメで仕方がない。
免許を失うくらいは事故を起こすよりマシだけど、身分証明のときに免許証がないのは面倒ではある。
ここで免許を失うということは今後一生運転できないことを意味するかもしれない。
この一連の流れを父親に話すと、「そんなことバカ正直に言うからだろ?黙っておけばわからないのだから」とのこと。
たしかにおっしゃる通り・・・。
って、いや。やっぱりそれはダメだろ。

今日の教訓

事故を起こしてからでは遅い。免許は正直に申告しよう

最後まで読んでいただき
ありがとうございました

次回「噛まずに飲む

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