世の中には不思議なこともある

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みなさんも日々の生活の中で《不思議だな》と感じる事は多いかと思いますが、今回はワタシのちょっとだけ不思議な体験(?)を。

緑っぽい

大学時代、突然口が全く開かなくなったことがありました。
前日まで そんな兆しは全く無かったのですが、起きていつものようにタバコを吸おうとしたら口が開きません。
ここ20年くらい《試しに止めてみるかなぁ》という軽い気持ちで禁煙を続けていますが、こういう軽い気持ちの方が案外長続きするのかもしれませんね。

今では(多分)吸ってはいけないので、こうなる前に禁煙出来ていて良かった

ちなみに当時はコレ↓を1日2箱は吸っていましたね。

(※ANAデューティーフリーショップさんのホームページから転用)

昔は側面に小さく書いてあったけど…今は文字がデカイな(笑)

口が開かないので《ん?》と思いましたが、とりあえず唇でタバコを挟んで一服してから同じ下宿に住む友人の部屋へ。
話すことはできるのものの 口が開かないのであまり発声が明瞭ではなく、口をこじ開けようにも上の歯と下の歯の間にまったく隙間がない状態。
何かを食べることは出来そうにありません。
友人の部屋には毎日誰かしら2,3人が常駐していおり、「口が開かなくなった」とボヤいたところ「歯医者じゃない?」という総意に従い、さっそく近くの歯科へ。

なんやかんやと調べた結果、「原因不明」という診断結果で〈大学病院への紹介状〉を頂きました。
《大袈裟だなぁ》とは思いましたが、一生このまま口が開かないのは困るし、翌日〈紹介状〉を持って大学病院に行くことにしました。
とりあえずその日は一旦友人の部屋へ戻り、なんだかんだで半日以上何てこともないバカ話で盛り上がったりゲームをしたりして、いつものようにタバコは2箱。
そもそも口が開かないし食欲はなかったものの、いつもの習慣でタバコは吸っちゃうんですよねぇ(苦笑)

部屋に帰って眠ることにしましたが、翌日起きると口の中に違和感が。
流し台に口の中のものを吐き出すと、一部が緑色で大部分が黄緑色っぽい‟何か”が出てきました。

今ならスマホで撮影する(笑)

《うわっ!? 俺、宇宙人?》と一瞬そんな考えが頭をよぎったものの、口が開くようになっていました。
口が開くのであれば何も問題はないということで、頂いた〈大学病院への紹介状〉は丸めてゴミ箱へ。

当時はDOS/VやWindows95の時代だったので、ネットで調べるなんてことはありませんでしたが、今は便利になったものです。
軽く検索してみると…。
顎関節症? 多分違うなぁ。
虫歯や歯周病でも口が開かなくなることがあるらしいので、そうなると虫歯ですかねぇ。
恐らく緑っぽいモノは膿とかそういうモノだったのでしょう。
あくまでもワタシ個人の感想ですし、今更検証のしようもありませんが。

アンストッパブル

同じような時期、面白くも恐ろしい出来事がありました。
自分の部屋に居たときにオナラが出たのです。
もちろんオナラなんて普通に出るし、2回,3回と連続で出ることもあったのですが、そのときばかりは様子が違っていました。
「プっ、プっ、プっ」とオナラが連続で出て止まらない不測の事態。
出そうとしているわけではなく1秒に1回~3回くらい勝手に出るので、初めは《面白ぇ! 連続でどれくらい出るのか数えてみよう》と楽しかったのですが、5分経ったころには《何かヤバくないか…》と焦ってきます。
そしてオナラも20分、30分と出続けると、《・・・まさか一生このまま?》と恐怖しかありません。
友人の部屋を訪ねて相談しようにも、オナラが出続けて あまり見られたくはない状況。
《さて、どうしたものか…》と胡坐をかいて腕を組み、目を閉じて真剣に悩み続けている間にも自然とオナラが出て笑いそうになります。
イメージとしては空気を吸うとオナラに変換されて出てくる感じでしょうか。
突如として止まった原因も不明なのですが、長かったオナラとの闘いも終焉のときがおとずれました。
1時間以上オナラが出つづけたのにニオイが無かったのは不幸中の幸いでしょう(笑)

結局「オナラが止まらなかった」という話は笑い話にしかならず、病院に行くこともなく原因不明のままでしたが、コレもちょっと調べてみると…。
早食いやストレス・消化器系の疾患などが考えられるようですが、どうでしょうかねぇ。ピンときません。
早食いは早食いでけど、あまり噛まないのは間違いありません。
でも消化器系の疾患があったとは思えないし、ストレス・・・?
いやぁ多分関係ないと思います。
当時はニオイがなかった(はず)ので、腸内環境は良かったのかもしれませんね。
今ではオナラをすると「鼻モゲる!!」などと文句を言われ放題ですが、腸内環境が悪化したのでしょう。

自分のニオイだから麻痺してるんでしょ

お陰様で(?)あれ以来オナラが止まらいなんてことはありませんが、たまにオナラが出るときに連続で10回以上出せるようになっております。
コツは大物1発で仕留めようとせず、出たがるオナラを抑えて制御すること。たったコレだけです(笑)

誰も必要としない情報をどうも

原因不明

これら2つの不思議な体験(?)は原因が未だに分からないし、今更どうでもいいようにも思えますが、当時の生活環境が影響していたんですかねぇ。
カレー以外の食事は美味しい下宿で、建物はそこそこ年季が入っていたものの環境が悪かったわけでは決してないでしょう。
まぁ生活が不規則だったことは否定しませんが。
口が開かなくなったかと思えば翌日には 緑っぽい何かが出て開くようになったり、1時間以上オナラが止まらなくなったり、一瞬の激痛を感じただけでいつのまにか全範囲の大動脈が裂けていたり。

手術する前は一切そんなことなかったのに、術後 マレに視界が重なって見えたり、片方の視界が少し真っ白(真っ黒)になり、最後は全て真っ白(真っ黒)になったり。
時には立ち眩みがすることもあるのですが、検査をしても「なんでしょうねぇ・・・」と原因不明なことばかり。
まあどの症状でも5分もすると元に戻るので別に構わないのですが。

視界が重なって見える場合はどちらでもいいので片方の目を閉じれば、片方の視界が真っ白(真っ黒)になる場合はその目を閉じれば何の支障もないのですが、さすがに立ち眩みがするときは動くと倒れそうになりますからねぇ。
ワタシとしては《手術した影響じゃないか?》と思わなくもありませんが、手術をしないという選択肢は無かったらしいので仕方ない。
虫歯になった歯を力技で強引に引っこ抜かず、《何か新しい技術は無いのか?》と思ってしまう。
昔と比べて医療は格段に進歩しているはずなのに、いろいろ調べてみても「原因不明」ということは少なくないみたいだし(※あくまでもワタシの経験上の話)

むしろここ5年 何か一つでもいいから原因が分かったことなんてあったかな?(笑)

全く世の中には不思議なことがあるものです。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました